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笹山日記|十日町市教育委員会

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笹山日記

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デカくなる豆を見つける
「マキを覆っていたブルーシートが見当たらない。」

そんな一方をお受けして、笹山に急行。

探そうとするも、もう肩くらいまで積もった雪は深すぎて、

行くべきところにはたどり着けず、断念。

踏みこめそうなところを歩き探しては雪に上がって周囲を見回したみたものの、

結局はどこにありませんでした。

笹山にいらっしゃる方で、もしどこかでブルーシートを見かけた方は、文化財課までご連絡を。。。


そんななか、整理室で驚きの光景を目にしました。

光景というか、かなりピンポイントです。

なんと、放ったらかしにしておいた水付けのマメの一部が・・・

巨大化していたのです!

なんせ前回の報告から11日も経っているので、いったいいつ大きくなったのかはわかりません。

でも、ひとつも大きくならないという判断は完全に大間違いでした。

なんだか振り出しに戻ったような気がします。

この大きい豆だけを植えたら、どうなんだろう、やっぱり大きいのが、

というか、「水につけると大きくなるマメ」ができるんでしょうか。

実験って面白いですね〜!


調査員

(2017年12月14日)

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裂莢性の喪失
アズキやダイズの栽培化で現れる特性を栽培化症候(徴候)群といいます。

ドメスティケーション・シンドローム。

そのひとつに、裂莢性(れっきょうせい)の喪失というのがあります。

マメは、莢の中に入っていて、野生のものは成熟すると莢が自分で割れて中のマメを散らかす性質がありますが、栽培するとこれがだんだん失われて自分では割れなくなります。自分で割れなかったものを選択的に採集し続けることで伸張する特徴と考えられています。

ところで、今回の実験の関係で、晩秋に引き抜いたヤブツルアズキのツルをまだとっておいてあります。すぐ捨てるのもなんだし、片付けるのもなんとなく面倒だしで、バケツに入れて放っておきました。

きっと自然と割れていくのだろうと思ってすでに3週間近く放っておいていたのですが、案外、自然と割れたのはごくわずかでした。全体の中でどのくらいかははっきりしませんが、ざっと見た感じでは1割前後が割れずに残っているかな、という印象です。

ここでふと思い出したのは、裂莢性の喪失についてでした。そういえば、自分で割れなかったものを選択的に採集し続けるのって現実的じゃないような・・・。採集するならできるだけ多く取りたいと思うのが人情ですから、目につくものは全部取っちゃう。1割しかないものを選択って・・・、など。

栽培化(栽培による遺伝的変異)にいたる方法は、実はまだよくわからないというのが本当のところかもしれません。


調査員

(2017年12月04日)

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大きくなりました!
今日も粛々と圧痕部。

やることが沢山あってどれも同時進行。

そのひとつ、豆の吸水実験をしました。

ノギスが見つかったからです。

さっそくヤブツルアズキとツルマメを水につけまして、

6時間ほど吸水させてみました。

すると、びっくり!



0.1mmほど大きくなりました。



「え・・・たったそれだけ・・・?」

どうやら、24時間に挑戦しないといけない気配ですが、きっとそんなに巨大化しないんでしょうね。

これでは到底、土器に圧痕を残した豆の大きさには及ばないでしょう。

だって、土器のダイズ圧痕は、ツルマメの倍ほどありますからね。


栽培化、間違いなし。


調査員

(2017年12月03日)

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おしるこは見えてきたか
今日はせっせと圧痕部でした。

集めた圧痕シリコンをまとめる作業。

作業日がバラバラだったり、片付けたり出したりしいてるうちに、

土器とシリコンの対応関係がよくわからなくなったり、

「そもそもシリコンはどこいった」的な事件があったり、

まとめる以前のモノ探しに追われてしまいました。


それはそうと、全部のシリコンを改めて通覧すると、アズキとダイズが多くて、あとはエゴマとが少し、という印象です。

単純でいい感じです。

でも、アズキは、ヤブツルアズキとそっくりなので見た目ですぐ分かりますが、

ダイズは、ツルマメと違うのか同じなのかよくわからない。

というのも、ダイズは水を吸うとサイズはもちろんタテヨコ比まで変わるそうですから、無理もありません。土器を作った時に混ぜたんだから、当然、土器から水を吸って大きくなっているはずなのです。

これでは、このダイズが標準より大きいのか、小さいのかそれさえわからない。

というわけで、手持ちのツルマメ種子を水につけてみることにしました。どのくらいの大きさになるのか。

「さ〜て、どうなるかなー」(ワクワク)、、、そう思ったのもつかの間。

「いやまてよ、水につける前も測らなきゃじゃん。ってことは、ノギスが必要なわけだけど・・・」

「あれれ、、、、ノギス(計測器)、どこだろう、どこいった〜〜〜〜〜〜!?お〜〜〜い、ノギスや〜〜〜い!」


と、またしてもモノ探しでひと騒動なのでした。

おしるこへの道はまだ遠い。


調査員

(2017年12月02日)

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笹山縄文カレッジ ドッキー作り
初のドッキー作り。

土器の破片にそっくりなクッキーを作ってしまおうという、なんともマニアックすぎる企画。

でも、5名のお客様が来てくださいました。

講師は「いおサポ」代表の阿部美記子さん。実に楽しい会でした。


指示に従って私も一緒に粉とかバターとか、コネコネしていましたら、

あっという間に制限時間いっぱいになってしまいました。

で、最後の間際に慌てて作ったのがこれ。

わかりますか。って、分かる人はまずいないと思いますが、

 1 低い鶏頭冠(けいとうかん)の内面(一番でかい)

 2 普通の土器の口縁部(左下)

 3 三角形土偶(右下)

の3点です。

一番よくできたのは、2番目の口縁部。1番じゃないのが意外ですか。そうですか。

なにがよくできたって、裏を見ると実はちゃんと内湾していること、

その内面につくことがあるおコゲを克明に再現したことです。

きちんと再現を意識したこと、そこが肝です。

ペタッと置いて紋様づくりに夢中になっていると忘れがちな湾曲。

そして、使ったならつくであろうおコゲへの配慮。

ちゃんと土器の一部として作る、まさに匠の技です(自賛)。

じゃあ、そん内面が実際、どうなっているか・・・・

画像が一枚しか貼れない!ダメだ!見せられない!残念!(また、いずれ)


なお、今日の参加者は5名でした。

うち1人は3歳児。一生懸命に、なぜか「うさちゃん」を作ってました。

「みてー!」というので見ると、どう見てもスライムなので「うさぎじゃないじゃん」とツッコむと「げへへへへへ」とイタズラ笑いし、

しばらくするとまた「みてー!」というので、今度はできたかと思って見ると

そこには少しだけ形を変えたスライムがあるので「うさぎじゃないじゃん」とツッコ・・・(永久ループ)。

横にいらっしゃったお母様の手元を見ると、こちらはなぜか「ミニチュア土器」を作っていらっしゃいました。

なるほど。

今日は「血統」について勉強した気がします。


いおサポメンバーも1名、お手伝いに来てくださいました。感謝です。


調査員

(2017年11月26日)

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栽培って
青森県の有名な三内丸山遺跡の調査で貯蔵穴に入っていた大量のクリについてDNA分析したところ、自然のものに比べて多様性が乏しいことから、栽培されていた可能性が指摘されています。もう十数年前の分析結果です。

その後、じゃあ今度はクルミで、と二匹目のドジョウが狙われたわけですが、その結果はなんと「自然のもの」だったといいます。

三内丸山遺跡 特別研究
http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/special/koubo_shi.html

あんまり単純に「自然のもの」というと語弊があるので言い直すと、「すくなくとも栽培されたものといえる確実なDNA配列ではなかった」、というところでしょうか。

ともかく、有用な植物が何でもかんでも栽培の対象になっていたわけではないことが示されたといえるかもしれません。

一方、最近のマメ栽培の可能性については、最大の根拠が縄文時代中期から認められる土器圧痕の大型化です。栽培化の兆候の一つだからです。

実りのいいものだけを採って、大部分は食べてしまって、残りを撒く。そしてまたいいものだけを採って、、これを繰り返すと、実りのいいものだけが選ばれて(「人為選択」)、大きさを決める遺伝因子の変異のトリガーを引く可能性を高め続けることになる、ということだと思います。

もちろんマメからDNAが採取できればいいのですが、炭化しているマメが少し見つかることはあっても、大量に貯蔵されていた例はまだ見つかってないので、いまのところは圧痕の大きさだけが頼みの綱になっているのです。

他に方法はないだろうか。

DNAや大きさのような結果から考えることも大事ですが、そもそも栽培することの意義は何かを考えるところから始めることも大事です。

栽培する動機、それは、自然の状態から採取するよりも何かの理由で「良い」からだ、というふうに考えても許されるでしょう。

「良い」にもいろいろあって、採取にかかる時間の長さ(短いほうがいい)、収量(多いほうがいい)、気分(大きいほど爽快?)、政治的・宗教的観念(何かの秩序が守られる)などがあります。他にもあるでしょうし、そのどれかひとつだけとも限りません。

栽培実験が検証しているのは、このうち採取にかかる時間の長さと収量に関することです。これについてはだいたいの計測を終えてデータを作ることができましたが、もちろん、これだけでは検証にはなりません。自然のものと比較して本当に「良い」といえるのかどうかにかかっているからです。

クリの栽培についてもいえることですが、栽培する方が良いというのがあたかも自明のものとして価値づけされていることはないでしょうか。たとえば、栽培するということは、自然のものだけで足りなくなっているのかもしれず、つまりそれだけ自然に負荷をかけ続けてきたために自然のバランスを崩していることを暗示しているかもしれません。バランスを崩しているということは、長期的に見ると集落の将来が危ぶまれてくるかもしれません。かもしれませんかもしれません。

「良い」を決める際に、しらずしらずのうちに、現在の私たちに近づいていることを肯定的に捉える価値観が入り込んでいることもあります。何が「良い」といえるのか、その基準や尺度を間違えないようにしないと、縄文文化の実態をはかり間違えたりとか、いろいろ大変です。気をつけたいと思います(自分に)。

調査員

(2017年11月21日)

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縄文文化体験モニターツアー 縄文女子限定
縄文女子限定のモニターツアーが、

昨日は博物館、今日は笹山に来てくれました。

十日町市観光協会さんの主催のこの企画。

伊乎乃の里・縄文サポートクラブや笹山縄文の里さんと協力して、

笹山縄文館での解説やら拓本体験の講師やらをさせていただきました。

土器チョコも楽しんでいただけたようですし、よかったよかった。

遠くは佐賀県や愛知県からもいらっしゃっていて、その情熱に心打たれるものがありましたが、

普通に「格安の旅行」という興味で持ってきてくださった方もいらっしゃいました。

ありとうございました。またいらしてください。楽しみにお待ちしております。


終了後に、いおサポの方とミーティング。限定された興味に対応するのがいいのか、

それとも広汎な興味に対応するのがいいのか、いろいろと意見があるようでした。

全部をご用意できるものではないので、たしかに考えどころかもしれません。

初めての受託事業で大変でしたね。お疲れ様でした。


調査員

(2017年11月12日)

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根から「抜き取り」収穫・・・その結果。
今日の圧痕部は、ヤブツルアズキの収穫作業実験を行いました。

天気のよい昨日、畑全面の植物を抜くようにしてとってきたツル。

なんせ、ツルとほかの植物ばかりでなく、ツルとツルも複雑に絡み合っているために、ヤブツルアズキを株単位で抜き取ることは不可能に近く、結果的に範囲内で関係する植物を根こそぎ取ることになったのです。まるで網をめくるようにして、正方形の区画の一辺から巻きながらとってきたのでした。

その結果が上の画像。手前が最初に耕した方、向こうが耕さなかった方。ほぼ同じ量でしょうか。

それを今日、莢(さや)から種子を取り出すのにかかる時間を計測し、さらにひとつの株にいくつの莢がつくのかをカウント。

これで、ひとつの株につく莢から全ての種子を取り出す(脱粒)のにかかる時間が推測できます。

そして、5メートル四方に植えたヤブツルアズキすべてが発芽してサンプルと同等の数の莢ができたたと仮定し、脱粒にかかる時間を推測しました。

何時間だと思います?



35時間(古)



そんなに長くありません。もっと短い。一時、計算間違えによって得られた時間数を見て愕然としましたが、さっき誤りに気付いて直しました。よかったー、気付いて。

ただ、この範囲から得られるヤブツルアズキの総量は・・・いま乾燥中ですが、だいたいの目星はつきました。

これらの計算を終えて、今日、雨にもめげずに来てくれた笹山遺跡ボランティアさんと二人で目を見合わせました。

「マジか・・・・」

なんだか暗い気持ちに。

投下する労働量に対して、得られるものが、ちょいと少ない。そこまでして採って、土器の胎土にパサっと入れられたら・・・。


調査員

(2017年11月11日)

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ASOBO JAPAN とうとう!
なんやかんやと時間がずれて始まりましたが、

それでも帳尻を合わせるのは、さすがプロ。

4トントラックで運び込まれた資材の多さにも驚きましたが、

スタッフの数も半端じゃない。20人くらい。

お客様と同じ数。

縄文館の整理室では土器を持ってパチリ。


工夫を凝らした縄文メニューはいずれも美味しかったようです。

僕は整理室に置いてあったお菓子を食べました。ビバ、せんべい。

竪穴住居で火焔型土器鍋を囲みながらの会話は楽しかったです。


ライティングも椅子もテーブルも料理も素敵でした。

「この企画を採算合うようにするには、どうすればいいんでしょうね。」

旅行会社の方との会話。

会社の方も僕も、遠い目をしていました。


調査員

(2017年10月28日)

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ASOBO JAPAN、いよいよ!
かねて打ち合わせてきたASOBO JAPAN。

ついに、当日となりました。
http://tabi-labo.com/283102/asobojapan-event-6
http://tabi-labo.com/tag/ASOBO%20JAPAN?page=2

笹山遺跡広場では着々と準備が進められています。




ASOBO JAPAN(あそぼじゃぱん)とは、なんぞや?

上記より引用
〜〜〜〜〜〜〜〜
“日本まるごと家族で遊ぼう”をコンセプトにした「ASOBO JAPAN」。数々の企業とコラボレーションし、日本中から「こんなのはじめて!」な特別ツアーを提供していくプロジェクトの第六弾!気になる内容は…

絶景アートに、秋の収穫祭、さらにはタイムスリップ!?

舞台は新潟県十日町市。日本有数の米どころ新潟で、芸術の秋・実りの秋・食欲の秋ぜ〜んぶ体験できるのが今回のスペシャルな旅です。大自然をキャンバスにお絵描きしちゃうってどういうこと?お米の収穫ってどうなってるの? 4500年前にタイムスリップするレストラン?…そんな「アート体験」「食育体験」「文化体験」を、家族みんなで楽しみ尽くす旅行ができちゃいます。

【応募概要】※応募は終了しました。
「ASOBO JAPAN #6 AUTUMN CANVAS」
1泊2日の秋の絶景ツアーにご招待!
(開催地までの移動交通/宿泊費はすべて無料)
日程:2017年10月28日(土)〜29日(日)
開催地:新潟県・十日町市
当選者:5組20名程度
応募期間:2017年8月25日(金)14:00〜9月15日(金)17:00

〜〜〜〜〜〜〜〜
というわけです。「数々の企業」には、NISSANさんとかキヤノンさんとかGakkenさんとか、・・・とかとかとか、なんだかずっと昔からお世話になってるような気がするお名前がズラリ。ひえー。

で、そんな、ひえーツアーの中に、笹山遺跡や博物館なども組み込まれていて、

笹山遺跡では「縄文レストラン」が開設されるというのです。ありがたや。

全部無料って、どうなってるんだろうと思いますが、

それはともかく、あまりにも魅力的なツアーのために、毎回5〜6万件もの応募があるとか。

では今回はの応募件数はいかほどだったかと・・・・聞いてビックリ!!


10万件


じうまんけん・・・

なにそれうへー!!当たる確率は、宝くじのそれ。


魚沼産コシヒカリ、芸術、縄文。

十日町市が誇る三大ブランドが組めばこうなる、ということがわかってしまいました。

米はや弥生からだから、縄文は相容れないとか、そういうことを気にしている場合ではない。

芸術を間に咬ませて変換すればいいじゃないの・・・未来が拓ける予感がしてきました。


ところで。

本日いらっしゃるお客様に遺跡やら土器やらを解説することになっているのですが、その際に着るようにお願いされている縄文服。

どうしようか悩んでます。

自前のコスプレ系にするか、ズタブクロ系にするかで。(着るかどうかではないという。)

なんせ、縄文レストランとは言っても、テーブルクロスをひいて現代風に小洒落たレストランテーブルを前に、

「ズタブクロ系」ってのもねーーーーーーーーー・・・

うーむ。どうしようか。

どうしたかは、見てのお楽しみ。

なお、野外レストランに入らなければ、見学は可能、むしろ歓迎だそうです。

お時間のある方は、午後6時半くらいから、どうぞ。

市長も来て、一緒に食事します。


そうそう。

観光といえば昨日、十日町市観光協会の方々が研修で笹山を訪れてくださいました。

解説しながら遺跡と縄文館をひと巡り。1時間半くらいお話ししたでしょうか。

帰り際、「ガイドしてもらうとすっごく楽しい!!」と言っていただけました。

意外性もあってか、ずいぶんとお喜びいただけたようです。

本日の良い練習にもなるような、そんな気もします。多謝。


調査員

(2017年10月28日)

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ヤブツルアズキ収穫 その2
ヤブツルアズキの収穫と脱粒で終始した1日でした。

A群(草取り、支持棒あり)もB群(放置)も収穫してきました。あまりにも多く実っていたので、全部取るのはやめて、実際に収穫したのは三分の一くらいでしょうか。

収穫作業では、支持棒の立っているA群のほうが圧倒的にやりやすいことがわかりました。人間も立ってやるのだから当然と言えば当然です。地を這っているツルから屈んで収穫するのは、「腰がしんどい」の一言のつきます。A群は腰に優しいことがわかったわけです。

地を這うツルにつくサヤは、大概濡れています。雨がちなこの季節ですから、その影響です。濡れているサヤは若干取りづらい。乾いていればパキッと取れるのに、濡れていると引っ張る力がいるようです。この点でも、地面に近い高さのサヤはまだ濡れているので取りづらいです。

採り方にもひと工夫が必要でした。完熟乾燥しているサヤはパッと裂けてしまいやすいので、ツルからむしる時に気をつけなければいけません。強くつまむとすぐ裂けてまめがとびだし、泳げたいやきくんになってしまいます。

それを防ぐには、サヤの根元をグッと強く、潰しぎみにつまんで、反対の手でツルをつかんでむしるのが良い。そして、入れ物の中で指を離せば、そこでサヤが裂け、マメは入れ物の中でとびだしてくれることがあります。一石二鳥。泳げないたいやきくん。

縄文館に戻ってからはひたすら脱粒。なんとかA群は終わりましたが、まだB群もあり。これが結構大変なんです。蛾の幼虫も20匹くらいいたでしょうか。なんていうんだったか・・・

これでした、アズキノメイガ
http://www.boujo.net/handbook/mame/mame-303.html

食害を受けていないサヤの方が少ないくらいでした。でも、虫を食べていけないということもないでしょうから、むしろタンパク源としていいかもしれない。

どんな味がするだろうか・・・・・


・・・

協力者、絶賛募集中!(太字)


調査員

(2017年10月14日)

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マメのサヤは神砂嵐
ヤブツルアズキのサヤをひたすら割っていた昨日。

そういえば・・・と急に思い出したことが。

マメ科のサヤは、野生のものなら自然と割れて

中のマメを散らかすことをご存知でしょうか。

子孫を増やそうとしているので、考えてみれば当たり前なのですが、

言われて初めて「そうか!」と思うものです。

そのマメのサヤはツイストするものだと教えてくれたのが佐々木由香さん。

サヤはこのツイストによって、種を遠くに弾き飛ばすのだそうです。

「飲み会の時に話題に困ったらこれのネタを持ち出します」とのことです。卓上に枝豆があればいいのでどこでも使える、とのこと。

つまり佐々木さんが枝豆を注文したらそろそろ話題が尽きてきたということを示唆するのかもしれませんが、それは言いませんでした。

それはともかく、昨日はツイストするサヤとずっとお付き合いしていたのですが、見ていてあることに気がつきました。

これは「神砂嵐」*なのでは・・・・。

 左腕をひじの関節ごと右回転! 右腕をひじの関節ごと左回転!

これです。ジャンプ世代のしかもJOJO*好きにしか通用しない話ですすみません。
https://matome.naver.jp/odai/2136110759167896001/2136352520737446803

当時あまり深く考えていませんでしたが、今考えると右回転・左回転とは主観ですね。

たとえば時計回りを右回転という人が多い一方、じつは左回転だという人が少数ながらいることをご存知でしょうか。右左の感じ方が違うのです。また、「右・左回転」では、相対する側から見ると逆に言い得てしまうのです。

だから客観的に言うなら、ワムウから見て左腕を反時計回り、右腕を時計回り、といったほうが正確ですし、

あるいは撚(よ)りでいうなら、左腕をZ撚り、右腕をS撚りにねじるというとより良かったかもしれません。

で、そんなことを思いながらもう一度サヤを見ると・・・

なんと!

左がZ撚り!右がS撚り!になっているではありませんか!

マメのサヤは「神砂嵐」だったということが明らかになりました。

・・・

でも、考えてみると、腕とは違ってどっちが右でどっちが左なのか、という新しい問題が出てきました。

調べればきっと定義されているんだろうけど、貴重な時間を使ってそこまでする気力が湧かず、

とりあえず神砂嵐的な感じだということでいいじゃないかと自分を納得させたのでした。


調査員

*神砂嵐
荒木飛呂彦 作「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するキャラクター、ワムウが使う「必殺技」のひとつ。腕を回転させて竜巻みたいなものを作り出す。

(2017年10月02日)

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収穫祭
今日からヤブツルアズキの収穫を始めました。

実験畑に行ってみると、すでに種が落ち始めていました。

脱粒時期は長期間続くことがわかっているので、

特に気にしません。粛々と採集します。

草取りして耕してから植え、いくぶん補助棒を立てておいたA群も、

それらをまったくしなかったB群も、

見分けがつかないくらいの成長を見せています。


今日採集したのは、完熟個体のみです。

結果として、同じ面積から同じくらいの量が採集できました。

よく乾かしてから重量を計ってみますが、ほぼ同じでしょう。

植えた時の環境条件と生え始めの時期が異なるのに同じ量だったということは、

それらよりも決定的な重要な条件があったことを示唆しています。

それが何かを突き止める術は今の所ないのですが、ほかの雑草を圧倒する地面の被覆割合、日光の占有力にあるだろうと想像できます。

見ていて興味深いのは、巻きついた草や補助棒を次々となぎ倒していくこと。

あっちからもこっちからも巻きついてくるので、支柱が重みで耐えきれずに倒れ、

その分、日光が降り注ぐようになっていたことです。

ただ、お互いが被さり合うことで潰し合いみたいになってましたが。

今シーズンは真面目に論文にしようと思っているので、

虫に食べられてしまう前に真面目に計測してみようと思います。

というわけで、今日はせっせと鞘から種を外す作業に没頭しました(画像)。

効率の良いやり方を心得て、かなり素早くできるようになりました。

ヤブツルアズキ鞘外し検定があるとすれば、

3級くらいはもう軽くとれるだろうと自負しているところです。


調査員

(2017年10月01日)

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笹山縄文カレッジ 大人の土器作り 4日目(最終日)
4日目。

前日の夜に降った雨でまきが濡れてないか

心配で心配で、会場に早く来て火を起こしました。

幸いにして、まきはさほど濡れてなくて、

順調に燃やすことができました。

そしてもちろん、土器も失敗なく、きれいに焼けたのでした。

よかった。本当に良かったです。


昼食時。

みなさんが思い思いに持ち寄った食材で、

土器鍋が始まりました。火焔型土器鍋です。

焼いている間、ちょっと暇になりますからね、こういうオプションが大事。

なにやらキノコ類と豚肉、いやイノシシ肉、なにかの菜っぱ。

なんか縄文っぽい。

「お、あっちはなんだ」と目をやると、焼き芋とチマキが。

サツマイモは近世からで、チマキははて・・・いつからか。

早くても弥生以降かな、などと考えながら食べる

はずがなく、考えるよりも早く胃袋の中へ。

大変美味しゅうございました。ごちそうさまでした。

みなさん、すごく楽しかったみたいで、

「次はいつやるの?」と何度も訊かれました。

今年もう一回やりたいとか、そんな勢いでした。

講師の桾沢先生によると、中級、上級の上に、超上級なるものもあるそうです。

どこまでやるのか、、、まだ誰にもわかりません。未知数。

いずれにしても今日は、楽しんでもらえて本当に良かったです。

ありがとうございました。


調査員

(2017年09月30日)

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花が咲いた
縄文畑のヤブツルアズキは

すくすくもさもさと成長しています。

先日見たら花が咲いていました。

いまや縄文館の3階からでも花盛りなのが確認でき、

一部は早くもサヤが付いていました。

ぼちぼち害虫の心配を始めたほうがイイかもしれません。心構えとして。

そういえば、西東京市のシータとノーヤの親御さんも、ヤブツルアズキを育てている模様。

まだ花をつけたばかりという報告を拝見しましたが、そのときのコメントがこうでした。


「縄文汁粉まであと一歩」


食べるために育てる!ということだと思いました。

ハイヌウェレ神話などなんのその。

その振り切れぶりにたいへん感銘を受けました。


調査員

(2017年09月09日)

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