十日町市博物館

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指定文化財|十日町市博物館

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越後縮幡
越後縮(ちぢみ)幡(ばた)は、機織り技術の向上や病気の平癒、家内安全などの祈願や祈願成就の感謝の気持ちをこめて、社寺に自ら織り上げた布地を奉納したものです。

文化財に指定された縮幡は、文化3年(1806)から大正期までのもので、市内の吉田社(山谷)16りゅう、高龍神社(背戸)4りゅう、太子堂(太子堂)3りゅう、赤城社(四日町)20りゅう、弁財天社(尾崎)15りゅう、浅之平諏訪神社(浅之平)12りゅう、中村十二社(中村)4りゅうの各社に奉納されていた計74りゅうです。

これらの幡には、奉納者の住所・氏名・奉納年月日などが記されているので、きわめて史料価値が高く、また当時の信仰の様相を伝えるものとしても重要なものです。

柄には、縞、格子、経絣(たてがすり)、緯絣(よこがすり)、緯総絣(よこそうがすり)、経緯絣(たてよこがすり)などあらゆる技法が使われ、また藍をはじめとして茜、蘇芳(すおう)、黄蘗(きはだ)などさまざまな染料を用いた色彩豊かな製品が多く、当時の技術のすばらしさに驚かされます。
雪国の女性たちが日夜寸暇を惜しんで織り上げた、そのひたむきな想いが伝わってきます。(文化財課)

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