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太子堂村検地帳
太子堂村検地帳
「検地帳」とは、領主が行った土地の測量調査(=検地)の結果を記したもので、年貢賦課の基礎となる台帳です。本資料は太子堂村(現・十日町市太子堂)における検地帳であり、次の4点で構成されています。

1.永禄・天正年間(1558〜1591年)頃か
名請人との関連から天正年間のものと推測されます。「新潟県史」にもこの時期の検地資料は掲載されていなく、稀少性の高い資料です。

2.文禄4年(1595)〜慶長2年(1597年)頃か
表紙に「吉田源三分」とあり、太子堂村が上杉景勝の家臣・吉田の管理下にあったことを示しています。年月の記載がありませんが、記載形式から文禄5年〜慶長2年の検地と推測されます。

3.慶長3年(1598年)頃か
表紙に「多いしたう村」と記されています。年月の記載がありませんが、記載形式から慶長3年検地と推測されます。堀秀治の越後入封に伴って行われたものです。

4.正保4年(1647年)
表紙に「正保四年丁亥ノ霜月十六日、大井子道村御検地帳」とあります。この検地は妻有庄(つまりのしょう)の他村には見られず、また支配人に代わって近村の村役人が立会う形で行われていたことから、おそらく内部的な検地と推測される珍しい例です。慶長検地から50年を経過して田が126筆と3倍近くとなり、畑は微増していまいした。新田開発と共に畑を田に転換したことも読み取れます。

1〜3は落丁や破損があり、年月・検地役人の項は残念ながら見られませんが、戦国末期から江戸前期にわたる太子堂村の耕地の変遷や住人の生活の様子を知る手がかりとなる貴重な資料です。

この古文書は、2000年(平成12年)に十日町市の文化財に指定されました。

(1) 種別 十日町市指定有形文化財(古文書)
(2) 名称(読み) 太子堂村検地帳(たいしどうむらけんちちょう)
(3) 記号・番号 古・第5号
(4) 所在地 十日町市西本町1丁目(十日町市博物館)
(5) 所有者 個人
(6) 指定日 2000年(平成12年)3月21日


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