十日町市博物館

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常設展示|十日町市博物館

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新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器(国宝)

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越後縮の紡織用具及び関連資料(重要有形民俗文化財)

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越後縮の紡織用具及び関連資料(重要有形民俗文化財)
越後縮について

 越後縮(えちごちぢみ)は麻織物の一種で、緯糸(よこいと)に強い撚(よ)りをかけて織り上げ、独特の縮シボ(シワ)をつけた夏衣用の織物です。江戸時代、魚沼地方を主産地とする越後の特産品として知られ、天明期(1781-1789年)には年間20万反の生産があったと伝えられています。また、十日町には縮市場が開設され賑わいました。
 原料は、カラムシ(苧または苧麻)という植物の皮から採った繊維で、それを細く裂いて糸にし、地機で織り上げたものです。十日町市博物館では、原料から製品ができるまでを36の工程に分け詳しく解説しています。また、紡織用具及び関連資料を多数展示しています。

>>重要有形民俗文化財指定品についてはこちら

カラムシ(苧麻)

イラクサ科の植物
皮から採った繊維を青苧(あおそ)といい、これを細く裂いて撚りをかけ越後縮の糸にします。

あおそ(青苧)

左から親苧・影苧・私苧
カラムシの成長差により三種類に分けられ、越後縮には、影苧(かげそ)が用いられています。

製糸用具
糸  車
地  機
地機による機織りの様子

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越能山都登(こしのやまつと)

越能山都登は、鈴木牧之著の「北越雪譜」と並んでこの地方の生活ぶりを伝える貴重な文献で、重要有形民俗文化財「越後縮の紡織用具及び関連資料」の「文献」に含まれています。寛政12年(1800)刊。著者は金沢千秋、挿絵は亀井協従で寛政年間、田沢村(現十日町市)桔梗原の開田工事に幕府の検察吏として同地に滞在した折りの見聞録です。内容は風俗・自然・雪具などに及びますが、当時織られていた越後縮(麻織物の一種)の生産工程を挿絵を交えて詳しく記しています。

少し見づらい絵ですが、これは地機で越後縮を織っている挿し絵です

これは糸繰りをしているところです。

これはヤマメとゼンマイ(山菜)の挿絵です。
この本にはこういった織物のほか自然などに関する挿絵も描かれています。

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