1983年(昭和58年)6月上旬、個人庭園内の池の排水管敷設工事のため、畑に溝を掘っていたところ地表下1mくらいから出土しました。表面のほかに裏面にも判然としないが種子の一部が見られます。表面には金剛界大日如来の種子(バン)が刻まれており、 裏面には阿弥陀如来の種子(キリーク)の一部らしき陰刻がありますが、彫り損じか別種子かは判然としません。