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角屋社屋別館が国の登録有形文化財に登録されました

角屋社屋別館が国土の歴史的景観に寄与しているとして、令和3年10月14日の官報告示で、登録有形文化財に登録されました。

●所在地:十日町市本町二丁目11ほか
●構造等:木造二階建、鉄板葺、建築面積206㎡

本町中心部は、明治33年の十日町大火でほとんどの建物が焼失しましたが、織物産業の力で目覚ましい復興を遂げました。当時の多くの建物が取り壊されるなか、角屋社屋別館はその繁栄ぶりを感じ取れる建物として現存しています。
建物の特徴として、切妻造り妻入で、側面の軒はセガイ造りとなっていることや、吹抜けのチャノマは積雪期には高窓から採光する造りであることなど、豪雪地の町屋の様子をよく示していることが、国土の歴史的景観に寄与しているものと認められ、登録有形文化財となりました。市内では上野の第二藤巻医院(平成22年登録)に続く、10例目の登録有形文化財となります。

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