第15回笹山じょうもん市2014にて二つの企画を開催します
みなさんこんにちは。
今日、あまりにも暑いので、シルバー作業員さんを気遣う振りして「暑いですよね?」なんて言いながらクーラーをつけようとしたら、「この程度、ぜんぜん大丈夫」と言われてしまい、返す言葉がなかった三十路調査員の阿部です。
お久しぶりです。
このところ、図面の校正が目白押しの中、他方で笹山じょうもん市2014で開催する企画の準備で、毎日あたふたしています。
お気づきの方もおられるかもしれません。
我が文化財課では、笹山じょうもん市において2つの企画を予定しています。
1 縄文ミニトークライブ
俳優の苅谷俊介さん、舞踊家の松崎友紀さん、考古学者の小林達雄さんをお招きして、ステージ上で、縄文にまつわる楽しいトークをしていただきます。
この企画は、国宝指定15周年記念として行うものです。お三方には聞きたいことがいっぱいあるのですが、今年は特に「火焔型土器を聖火台に!」運動(詳しくは「じっぱくブログ」を。)の盛り上がりがありますので、そのあたりの話も伺うつもりです。小林達雄さんはこの運動の提唱者です。
ちなみに司会はワタクシ、調査員阿部です。なにぶんトークはシロートなので、プロの方々のお力をお借りするつもりでやらせていただきます。楽しい話になれば良いなと思っています。お楽しみに!
2 笹山遺跡第10次調査成果報告・出土品展示会
ここをご覧の方はもうご存知かと思います。昨年度行った第10次調査(発掘)の成果報告です。
昨年度発見された竪穴住居跡は、見たこともない配列の柱穴を伴っていました。この住居はいったい・・・?その謎に迫る解説に注目です。
他方、出土品の方は、土器、土偶、石器です。このように書くと「なんだ」と思われるかもしれませんが、楽しみ方の目線を変えてご覧になってもらいたい、そう思っています。皆さんが博物館に行ったとき「原始・古代」の展示は素朴すぎて訳が分からず、「はいはい」とスルーしていませんか。いったいどこを見ればこのような「素朴な」展示が愉しめるのか。モノと文で伝えづらいことは口で話すのが一番!今回はギャラリートークをすることにしました。こちらもワタクシめが行います。
こういうことはトップページにアップするのが良いのかもしれませんが、そこは、ほら、、、いろいろあるんです。お察し下さいませ☆
皆さんのお越しを心よりお待ち申し上げております。
調査員 阿部
(2014年05月30日)
▲このページのTOPへ
愛称で呼ぶと
今日の笹山は作業員さんの少ない一日でした。
ですが、隣の陸上競技場では中学生の陸上大会が開催され、
競技進行の放送、応援の声、吹奏楽部の演奏…
と、一日賑やかで、いつもは少しだれてしまう午後も、頑張るぞ!という気持ちですごせました。
さて、第10次成果報告会のメインになる遺物はほぼかたまり、今日はその遺物たちに接合しそうな土器片を探していました。
展示遺物の話を涌井さんとするときは、遺物番号で呼ぶこともあれば、
勝手に愛称をつけて呼ぶこともあります。
例えば…
突起の特徴から、「リボン」
突起の模様と胴部の模様から、「キモカワさん」
などなど。
愛称をつけるとなんだか愛着がわいてくるから不思議です。
作業員 阿部M
(2014年05月29日)
▲このページのTOPへ
笹山写真撮影会
今朝の天気予報では、十日町市の最高気温は30℃越え。
縄文館の整理作業室は日当たりがいいので、
今日は暑くなりそうだなぁ…
と思いましたが、窓を開けると気持ちいい風が入って来て、かえって作業のしやすい一日です。
今日の作業は第10次成果報告会に展示する資料の写真撮影を行いました。
展示に使用する土器や石器を、明るい窓際の机の上に並べ、
影のつき方、立体感を確認しながら撮影。
撮影後の土器を片付けている隣で次に撮影する土器を並べ…
を繰り返し、午前中には撮影が終わりました。
4月に、成果報告会の事も考えながら遺物を見てネ、と言われた時には、
ちゃんと形になるものになるだろうかと不安でしたが、
当日に向け、準備が着々と整ってきているのが分かるようになり、
ちょっとホッとしている阿部Mです。
(2014年05月28日)
▲このページのTOPへ
ベンガラ付き底部
最近見つけた遺物です。
部位は底部。
お焦げが少々。
そして、がっつりベンガラ(赤色顔料)付き!
ほんの親指程度の土器片ですが作業員はテンションが上がりました。
割れ口まで付いているのは気になりますが、
底部全体がほんのり赤いので、もしや顔料入れに使っていた土器!?
これは重要な資料になるのでは!!
と、期待を膨らませ調査員阿部さんのもとへ。
見て頂いた結果、
これだけでは時代が分からないので難しいみたいです。
んーざんねん!
しかし最後に「将来的には良い資料になるかもね。」とお言葉いただきました!
期待します!
作業員 涌井
(2014年05月27日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信 5号
昨日に引き続き、今日はボランティアスタッフさんの活動日でした。
午前中は3名、午後は5名の方に活動していただきました。
作業も昨日からの引き続き、台帳に情報を記入していただきました。
同じ姿勢での作業、大変だったと思います。
ありがとうございました!!
さて、今日は平日にもかかわらずたくさんの方が見学にきてくださいました。
その中には外国人の方が9名も!
昨日、近くの円通寺で行われたコンサートの出演者の方々だとか。
思わぬ来客にボランティアスタッフさんも作業員も、みんなあたふた…
通訳の方も同行されていたのでホッとしましたが、急に説明を求められてあわててしまいました。
ですが、そこでボランティアスタッフのNさん!
率先して説明し、昨年の調査現場、モニュメント、復元住居とテキパキと案内されていて素晴らしかったです。
今日の午前中は天気も良く、ひろばには学童保育の子どもたちも遊びに来ていて、
最後には子どもたちも交えて記念撮影をされ、笑顔で帰っていかれました。
「十日町に行ったら、古代の遺跡をみたよ!」
と、訪れた方に少しでも印象に残ってくれたら嬉しいなぁと思います。
作業員 阿部M
(2014年05月26日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信 4号
今日は4回目のボランティアスタッフさんの活動日でした!
月1回の日曜活動日ということもあり、
午前中7名、午後8名と普段より多くの方にお手伝いしていただきました。
今日の作業内容は、3回目の活動日と同様、
1つ1つ遺物の情報を台帳に記していただく作業をしていただきました。(写真)
やっぱり大勢でやると早いです!
ありがとうございました!
お昼休みに十日町市のご当地ラーメン?の「火焔坦々麺」の話題に。
市内のいくつかのラーメン屋さんが出していて、これは笹山スタッフで行くしかないでしょ!
と話が盛り上がりました♪
いつか皆で『火焔坦々麺』を食す日が来るかもしれませんね。
作業員 涌井
(2014年05月25日)
▲このページのTOPへ
目の保養に
ここ数日、第10次成果報告会にむけて、
遺物を探したり、展示する遺物の配置を考えながら作業をしています。
笹山遺跡の遺物は個性的なものが多く、
あれもこれも皆さんに見て頂けたら嬉しいな〜
なんて思いますが、ただただ目についた遺物を並べるだけでは良くない、と諭されました。
当日は皆さんに楽しんでもらえるような展示になるよう、努めたいと思います!
さて、そんな中、作業員さんがお花を持ってきてくれました♪
土器や石器ばかりを見続けているなかで、鮮やかな黄色と紫がかった藍色は目の保養です!
黄色いお花は「ラナンキュラス ゴールドコイン」、藍色のお花は「オダマキ」というそうです。
作業に行き詰まると、外の景色をながめ、お花をながめ、また気持ちも新たに取り組みます。
作業員 阿部M
(2014年05月23日)
▲このページのTOPへ
じょうもん市に向けて
今日は1日中肌寒く笹山では久々にストーブが付きました〜。
まさか5月の半ばになってストーブをつける事になるとは…!
さて、じょうもん市まで2週間となった笹山では、
当日、縄文館3階で行われる、第10次成果報告会会場に展示する遺物選びに勤しんでいます。
あれもこれもと遺物をピックアップ。
見た目や、重要性、同じ類型ばかりも良くないし…と話し合いながら悩み中です。
作業室では1日中「ん〜〜〜〜…」という悩み声ばかりでした。
作業員 涌井
(2014年05月22日)
▲このページのTOPへ
意外なところに…
今日の笹山は朝から雨が降ったりやんだりで、昨日とはうって変わって肌寒い一日です。
さて、今日はじょうもん市で展示する遺物の候補探しをしました。
その中で、昨年、十日町市博物館での10次速報展「セクション」の時に展示した土器と同一個体ではないか…と思われる土器片が見つかりました。(写真)
展示されていたのは、口縁部の特徴的な突起で、
写真には写っていません。
さあ、どんな突起でしょう??
私には意外な組み合わせでした。
じょうもん市で展示されるかどうかは当日のお楽しみ。
気になった方はお声がけください♪
作業員 阿部M
(2014年05月21日)
▲このページのTOPへ
嬉しい来訪
今日は作業員にとって嬉しい来訪がありました。
今年の3月まで一緒に作業をしていた作業員さんが顔を見せに来てくれました♪
8次調査の整理作業から携わっていた方で、
本当なら今も一緒に作業をしているはずだったのですが、
訳があり出来なくなってしまったので皆、心配していました。
今日久しぶりに元気な顔を見て、本当に安心しました。
そしてお昼は地元中学生の来訪。(写真)
市内の目的地を徒歩で移動し、笹山で昼食だそうです。
かなり長い距離を歩いて来たそうで。
若さですね〜!!
今日は学芸員からの説明等は予定されていませんでしたが、
皆小学生の時に2度、調査員阿部さんの笹山授業を受けている生徒さんばかりです。
ここに来て少しでも何か感じてくれれば嬉しいですね。
午後からは中学生に影響されて皆で学生時代の思い出話に花が咲きました♪
作業員 涌井
(2014年05月20日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信 3号
ボランティアスタッフさんの活動日、3回目です。
今日は午前2名、午後4名の方に活動していただきました。
作業員さんもボランティアスタッフさんも見慣れてきた顔ぶれで、お互いにあまり緊張しすぎることなく作業されていたのではないでしょうか。
今日の活動内容は、
午前中は、6月中旬から始まる学校向けプログラムの案内状の発送準備を手伝っていただき、
午後からは、箱に入っている番号が付いた土器の情報(遺物番号やどこの遺構から出土したのか、など)を表に書きおこす、という作業をしていただきました。
この作業、一箱にだいたい200点程の土器が入っていて、ひとつひとつ確認しながら表を埋めていくのは肩も凝るし、数字ばかりを追うので、ふとした拍子に混乱してしまいがちなのですが、
皆さん各々で工夫して作業されていました。
どちらも、一見単純作業なのですが、数が多くて大変です。
ありがとうございました♪
作業員 阿部M
(2014年05月19日)
▲このページのTOPへ
ナミナミの向こう側
土器の分類作業もいよいよ終盤です!
そんな中出てきたナミナミの文様。(写真)
たまーに出てくるナミナミ文様。
8次調査の遺物にも似た文様があったなぁと思い、探してみました。
残念ながら同一個体は見つかりませんでしたが、
時期はどうやら中期前葉(火焔・王冠型土器が作られる少し前の時期)みたいです。
そしてもう1つ気になったのが、ナミナミ文様の続きはどんな文様なのか…??
下からナミナミを辿っていくと、2本の隆帯に枝分かれしています。
その先がどうなっているか想像してみてください。
ちょっぴり楽しいです♪
私は枝分かれした2本は丸く繋がっていて風船のようになっているのでは!?
と、期待を込めて想像しています。
作業員 涌井
(2014年05月16日)
▲このページのTOPへ
じょうもん市にむけて
お昼過ぎ、復元住居のあたりで、
なにやら棒を持って熱心にお話しされている方々がいました。
よく見ると、棒は竹で、ところどころに窓のような穴が開けられています。
…なんでしょう??
近づけば、見知っている方もいてお話しをうかがうと、
じょうもん市の前夜祭で行う、縄文灯火の打ち合わせ、とのことでした。
当日は窓のついた竹にロウソクを灯し、
その他にも粘土で縄文土器風の小ぶりな器を作って、その中にもロウソクを灯し、
会場となるひろばにロウソクの明かりで模様を描くそうです。
夜のひろばに、ロウソクの明かり。
素敵ですね〜!
5月18日には、縄文灯火の集い、という当日使用する器作りの講習会も行われるそうです。
詳しくは、NPO笹山縄文の里のホームページをご覧ください。
作業員 阿部M
(2014年05月15日)
▲このページのTOPへ
たかはしさん
縄文館にズボンジャージの忘れものがあります。
見つけたのは2日前、復元住居前の広場。
サイズ的に中学生くらいでしょうか。
臙脂色で「高橋」と書いてあります。
作業員さんにも聞いてみましたがどこの学校か特定出来ず…。
「たかはしさん、ジャージ無くして今頃お母さんに怒られてるんじゃないか…」
「むしろ、怒られるのがイヤで内緒にしてたりして…」
「いや、無くしたことすら気付いていないんじゃないか…」
と、笹山では『ジャージを忘れた高橋さん』について色々な憶測が飛び交っています。
きっと高橋さんも困っていることでしょう。
早く見つけてくれるといいのですが。
作業員 涌井
(2014年05月14日)
▲このページのTOPへ
今日の土器片
今日の作業中に見つけた土器です。(写真)
握りこぶしほどの大きさの突起部で、ところどころに渦巻きの模様、
透かし彫りのように細い粘土ひもでつなげているところもあり、中は空洞です。
おそらく、奥にぼやけて写る土器片と同じ個体だろうと思うのですが…
ちょうど、この突起部の下あたりから胴部をつなぐ土器片が今日は見つかりませんでした。
この突起部が入っていた袋には他にも90片ほどの土器片が入っていたにもかかわらず、残念です。
今後の作業の中で同じ個体が見つかる事を期待しながら、
次の作業へと移りました。
(8次、9次の中にもあるかもしれませんね〜!)
作業員 阿部M
(2014年05月13日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信 2号
今日はボランティアスタッフさんの2回目の参加日でした!
初の平日ですが、午前1名、午後から4名の方からお手伝いいただきました。
ありがとうございました!
作業員さんもボランティアスタッフさんも始めは少し緊張?ぎみに見えましたが、
お昼休憩には会話も弾み、和やかにお話しされていました。
今日の作業内容は、午前中はブログでも何度かお伝えした、土器の分類・接合作業。
午後は新たな作業で、箱に入っている5ケタの番号の付いた遺物を、早い番号順に並べ替えてもらう作業をお願いしました。
これが単純ではありますが、5ケタの数字を並べ替えるって結構頭を使います。
数字の苦手な作業員涌井は特に…(泣)
しかしやっぱり人数違うと早いですね!!
あっ!っと言う間に予定していた箱が終わってしまいました。本当に助かりました〜。
あるボランティアスタッフさんが、
「作業が楽しくてしかたない!」とおっしゃってくださいました。
とっても嬉しかったです。
ボランティア活動の最終日にも同じ言葉が聞けるように一緒に頑張っていきたいです。
作業員 涌井
(2014年05月12日)
▲このページのTOPへ
花の色は
作業室の南側の窓から見える木に、
紫色の花が数日前から咲いていました。
何か咲いているなぁーくらいにしか
気に留めていなかったんですが、
今日、作業員さんの一人が、
「や〜、桐の花が咲いているねぇ。畑仕事を始める時期だねぇ〜」
とこぼしてらっしゃいました。
なんと、桐。
新潟県では加茂が有名な桐箪笥の、あの桐ですか!
私の中では桐イコール家具用の木。
なので、こんなに身近にあるものだなんて、
ましてや、畑仕事が始まる目安になるほど生活に密着している存在だったとは思いもよりませんでした。
写真ではいまひとつの写りで申し訳ないですが、7〜8cmほどの花がかたまりで咲いています。
作業員 阿部M
(2014年05月09日)
▲このページのTOPへ
復元住居に、むし
日中は暖かいですが、朝晩が冷え込む十日町です。
今日は復元住居の周りを歩いていると、
小さい虫がたくさん飛んでいることに気付きました。
画像、分かりますか?
茅(かや)の穴にシマシマのおしりが見え隠れ…。(苦手な方は遠目にどうぞ!)
私自身は虫はわりと平気ですが、
我が家では室内に虫が侵入すると大騒ぎです。
きっと当時の人たちは、室内に虫がいるのは当然、
むしろ季節を教えてくれる同居人くらいに感じてたのかなぁ。
なんて、思いを馳せた阿部Mでした。
(2014年05月08日)
▲このページのTOPへ
進捗状況
大型連休も終わり、2月・3月・4月と、注記(遺物に文字を記入する作業)も始めて約3カ月になりました。
以前のブログでもお伝えしたように、10次調査は8、9次調査と比べて遺物の出土量が多く、
始めたばかりの頃は全く先の見えない状況でしたが、
今日おおよその進捗状態を見てみたところ、約8割終わっていました!
遺物の入っている箱数が110箱以上ある中、約90箱終わっていました。
注記をする作業員さんも日に日にペースアップしていき、
注記をする前段階の作業をしているA&Wは、追いつかれないように毎日必死です(汗)
でも早いくらいでありがたいですね。
この調子で残り2割、頑張ります!
作業員 涌井
(2014年05月07日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信 1号
今日はボランティア説明会以後の第1回目活動日でした。
説明会の宿題の答え合わせをしてから、いざ作業へ。
今日は注記前の個体仕訳け作業をしました。
個体仕訳けと言いながら、つい接合の楽しさに心も奪われてしまい、ほぼ全員がずっと接合作業をしてました。
時折、見学者チラリホラリ。さすがGW。
さて、誰が解説に行ってくれるかな〜
とボランティアのみんなを振り返ると・・・
全員下を向いていらっしゃる。うーむ。
「この問題分かる人〜」と教壇から声をかける先生の気分がわかった気がしました。
でも午後は会員番号1番の方が、上手にこなしてくれました。気さくなトークが光ってました。
とてもいいですね。
恥ずかしいのは最初だけです。
そばには必ず職員がついてますから、どうか皆さんも安心してチャレンジしてくださいね☆
<追記>
放射性炭素年代測定の説明で、崩壊に関するところで誤った回答をしてしまったので以下のように訂正させてください。
炭素12の同位体である炭素14は、その原子核が中性子8個と陽子6個(計14個)で構成されます。放射壊変によって、中性子1個が電子等を放出して陽子に変わり、中性子7個と陽子7個の窒素14になります。
調査員阿部
(2014年05月05日)
▲このページのTOPへ
嬉しいお客様
今日は天気が良かったり、GW期間ということもあり、
いつもより沢山の方が来館されました!
東京から考古学を勉強している学生さん、
『国宝』という文字を見て来たというスーツ姿の男性、
GW期間中の3、4、6日は縄文館3階の整理作業はお休みですが、
きっと笹山遺跡には沢山の来訪者が訪れることでしょう!
そして今日はもうお二方、サプライズ的な来館者が♪
ボランティアスタッフとしてもお世話になっているM&Kさんがお手伝いに来て下さいました!
一袋の中のいくつもの遺物を同一個体、異個体と分類していただきました。
ありがとうございました!
5日はボランティアスタッフ活動日2日目です。
スタッフさんは勿論、興味のある方もぜひ遊びに来てください♪
作業員 涌井
(2014年05月02日)
▲このページのTOPへ
だっこちゃんを探せ!
今日は朝からこの土器片が話題になりました。(写真)
「この文様変わってますね〜。」と、話をしていると、
昨日からお手伝いしていただいているkさんが、
「だっこちゃんだ!」嬉しそうに言いました。
…だっこちゃん??
あの夏祭りの屋台にあるだっこちゃん人形ですか??
kさん曰く、丸いところが頭で、両手を上げて土器にくっついている姿に見えるという事でした。
確かに人の後ろ姿に見えて来ました!
とても足の長い羨ましい体型の後ろ姿が!
しかし、写真の土器片は上下逆さまで口縁が下にある状態です。
逆だっこちゃんだそうです♪
実際は橋状突起なのですが、たまに人に見える突起があるらしく
愛着を持ってだっこちゃんと呼んでいるそうです。
kさんは笹山の遺物の中で隠れだっこちゃんもすでに発見しているらしく教えて頂きました。
普段の整理作業の中で隠れだっこちゃんを見つけたらちょっぴり嬉しい気分になりそうですね!
作業員 涌井
(2014年05月01日)
▲このページのTOPへ