ASOBO JAPAN とうとう!
なんやかんやと時間がずれて始まりましたが、
それでも帳尻を合わせるのは、さすがプロ。
4トントラックで運び込まれた資材の多さにも驚きましたが、
スタッフの数も半端じゃない。20人くらい。
お客様と同じ数。
縄文館の整理室では土器を持ってパチリ。
工夫を凝らした縄文メニューはいずれも美味しかったようです。
僕は整理室に置いてあったお菓子を食べました。ビバ、せんべい。
竪穴住居で火焔型土器鍋を囲みながらの会話は楽しかったです。
ライティングも椅子もテーブルも料理も素敵でした。
「この企画を採算合うようにするには、どうすればいいんでしょうね。」
旅行会社の方との会話。
会社の方も僕も、遠い目をしていました。
調査員
(2017年10月28日)
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ASOBO JAPAN、いよいよ!
かねて打ち合わせてきたASOBO JAPAN。
ついに、当日となりました。
http://tabi-labo.com/283102/asobojapan-event-6
http://tabi-labo.com/tag/ASOBO%20JAPAN?page=2
笹山遺跡広場では着々と準備が進められています。
ASOBO JAPAN(あそぼじゃぱん)とは、なんぞや?
上記より引用
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“日本まるごと家族で遊ぼう”をコンセプトにした「ASOBO JAPAN」。数々の企業とコラボレーションし、日本中から「こんなのはじめて!」な特別ツアーを提供していくプロジェクトの第六弾!気になる内容は…
絶景アートに、秋の収穫祭、さらにはタイムスリップ!?
舞台は新潟県十日町市。日本有数の米どころ新潟で、芸術の秋・実りの秋・食欲の秋ぜ〜んぶ体験できるのが今回のスペシャルな旅です。大自然をキャンバスにお絵描きしちゃうってどういうこと?お米の収穫ってどうなってるの? 4500年前にタイムスリップするレストラン?…そんな「アート体験」「食育体験」「文化体験」を、家族みんなで楽しみ尽くす旅行ができちゃいます。
【応募概要】※応募は終了しました。
「ASOBO JAPAN #6 AUTUMN CANVAS」
1泊2日の秋の絶景ツアーにご招待!
(開催地までの移動交通/宿泊費はすべて無料)
日程:2017年10月28日(土)〜29日(日)
開催地:新潟県・十日町市
当選者:5組20名程度
応募期間:2017年8月25日(金)14:00〜9月15日(金)17:00
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というわけです。「数々の企業」には、NISSANさんとかキヤノンさんとかGakkenさんとか、・・・とかとかとか、なんだかずっと昔からお世話になってるような気がするお名前がズラリ。ひえー。
で、そんな、ひえーツアーの中に、笹山遺跡や博物館なども組み込まれていて、
笹山遺跡では「縄文レストラン」が開設されるというのです。ありがたや。
全部無料って、どうなってるんだろうと思いますが、
それはともかく、あまりにも魅力的なツアーのために、毎回5〜6万件もの応募があるとか。
では今回はの応募件数はいかほどだったかと・・・・聞いてビックリ!!
10万件
じうまんけん・・・
なにそれうへー!!当たる確率は、宝くじのそれ。
魚沼産コシヒカリ、芸術、縄文。
十日町市が誇る三大ブランドが組めばこうなる、ということがわかってしまいました。
米はや弥生からだから、縄文は相容れないとか、そういうことを気にしている場合ではない。
芸術を間に咬ませて変換すればいいじゃないの・・・未来が拓ける予感がしてきました。
ところで。
本日いらっしゃるお客様に遺跡やら土器やらを解説することになっているのですが、その際に着るようにお願いされている縄文服。
どうしようか悩んでます。
自前のコスプレ系にするか、ズタブクロ系にするかで。(着るかどうかではないという。)
なんせ、縄文レストランとは言っても、テーブルクロスをひいて現代風に小洒落たレストランテーブルを前に、
「ズタブクロ系」ってのもねーーーーーーーーー・・・
うーむ。どうしようか。
どうしたかは、見てのお楽しみ。
なお、野外レストランに入らなければ、見学は可能、むしろ歓迎だそうです。
お時間のある方は、午後6時半くらいから、どうぞ。
市長も来て、一緒に食事します。
そうそう。
観光といえば昨日、十日町市観光協会の方々が研修で笹山を訪れてくださいました。
解説しながら遺跡と縄文館をひと巡り。1時間半くらいお話ししたでしょうか。
帰り際、「ガイドしてもらうとすっごく楽しい!!」と言っていただけました。
意外性もあってか、ずいぶんとお喜びいただけたようです。
本日の良い練習にもなるような、そんな気もします。多謝。
調査員
(2017年10月28日)
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ヤブツルアズキ収穫 その2
ヤブツルアズキの収穫と脱粒で終始した1日でした。
A群(草取り、支持棒あり)もB群(放置)も収穫してきました。あまりにも多く実っていたので、全部取るのはやめて、実際に収穫したのは三分の一くらいでしょうか。
収穫作業では、支持棒の立っているA群のほうが圧倒的にやりやすいことがわかりました。人間も立ってやるのだから当然と言えば当然です。地を這っているツルから屈んで収穫するのは、「腰がしんどい」の一言のつきます。A群は腰に優しいことがわかったわけです。
地を這うツルにつくサヤは、大概濡れています。雨がちなこの季節ですから、その影響です。濡れているサヤは若干取りづらい。乾いていればパキッと取れるのに、濡れていると引っ張る力がいるようです。この点でも、地面に近い高さのサヤはまだ濡れているので取りづらいです。
採り方にもひと工夫が必要でした。完熟乾燥しているサヤはパッと裂けてしまいやすいので、ツルからむしる時に気をつけなければいけません。強くつまむとすぐ裂けてまめがとびだし、泳げたいやきくんになってしまいます。
それを防ぐには、サヤの根元をグッと強く、潰しぎみにつまんで、反対の手でツルをつかんでむしるのが良い。そして、入れ物の中で指を離せば、そこでサヤが裂け、マメは入れ物の中でとびだしてくれることがあります。一石二鳥。泳げないたいやきくん。
縄文館に戻ってからはひたすら脱粒。なんとかA群は終わりましたが、まだB群もあり。これが結構大変なんです。蛾の幼虫も20匹くらいいたでしょうか。なんていうんだったか・・・
これでした、アズキノメイガ
http://www.boujo.net/handbook/mame/mame-303.html
食害を受けていないサヤの方が少ないくらいでした。でも、虫を食べていけないということもないでしょうから、むしろタンパク源としていいかもしれない。
どんな味がするだろうか・・・・・
・・・
協力者、絶賛募集中!(太字)
調査員
(2017年10月14日)
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マメのサヤは神砂嵐
ヤブツルアズキのサヤをひたすら割っていた昨日。
そういえば・・・と急に思い出したことが。
マメ科のサヤは、野生のものなら自然と割れて
中のマメを散らかすことをご存知でしょうか。
子孫を増やそうとしているので、考えてみれば当たり前なのですが、
言われて初めて「そうか!」と思うものです。
そのマメのサヤはツイストするものだと教えてくれたのが佐々木由香さん。
サヤはこのツイストによって、種を遠くに弾き飛ばすのだそうです。
「飲み会の時に話題に困ったらこれのネタを持ち出します」とのことです。卓上に枝豆があればいいのでどこでも使える、とのこと。
つまり佐々木さんが枝豆を注文したらそろそろ話題が尽きてきたということを示唆するのかもしれませんが、それは言いませんでした。
それはともかく、昨日はツイストするサヤとずっとお付き合いしていたのですが、見ていてあることに気がつきました。
これは「神砂嵐」*なのでは・・・・。
左腕をひじの関節ごと右回転! 右腕をひじの関節ごと左回転!
これです。ジャンプ世代のしかもJOJO*好きにしか通用しない話ですすみません。
https://matome.naver.jp/odai/2136110759167896001/2136352520737446803
当時あまり深く考えていませんでしたが、今考えると右回転・左回転とは主観ですね。
たとえば時計回りを右回転という人が多い一方、じつは左回転だという人が少数ながらいることをご存知でしょうか。右左の感じ方が違うのです。また、「右・左回転」では、相対する側から見ると逆に言い得てしまうのです。
だから客観的に言うなら、ワムウから見て左腕を反時計回り、右腕を時計回り、といったほうが正確ですし、
あるいは撚(よ)りでいうなら、左腕をZ撚り、右腕をS撚りにねじるというとより良かったかもしれません。
で、そんなことを思いながらもう一度サヤを見ると・・・
なんと!
左がZ撚り!右がS撚り!になっているではありませんか!
マメのサヤは「神砂嵐」だったということが明らかになりました。
・・・
でも、考えてみると、腕とは違ってどっちが右でどっちが左なのか、という新しい問題が出てきました。
調べればきっと定義されているんだろうけど、貴重な時間を使ってそこまでする気力が湧かず、
とりあえず神砂嵐的な感じだということでいいじゃないかと自分を納得させたのでした。
調査員
*神砂嵐
荒木飛呂彦 作「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するキャラクター、ワムウが使う「必殺技」のひとつ。腕を回転させて竜巻みたいなものを作り出す。
(2017年10月02日)
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収穫祭
今日からヤブツルアズキの収穫を始めました。
実験畑に行ってみると、すでに種が落ち始めていました。
脱粒時期は長期間続くことがわかっているので、
特に気にしません。粛々と採集します。
草取りして耕してから植え、いくぶん補助棒を立てておいたA群も、
それらをまったくしなかったB群も、
見分けがつかないくらいの成長を見せています。
今日採集したのは、完熟個体のみです。
結果として、同じ面積から同じくらいの量が採集できました。
よく乾かしてから重量を計ってみますが、ほぼ同じでしょう。
植えた時の環境条件と生え始めの時期が異なるのに同じ量だったということは、
それらよりも決定的な重要な条件があったことを示唆しています。
それが何かを突き止める術は今の所ないのですが、ほかの雑草を圧倒する地面の被覆割合、日光の占有力にあるだろうと想像できます。
見ていて興味深いのは、巻きついた草や補助棒を次々となぎ倒していくこと。
あっちからもこっちからも巻きついてくるので、支柱が重みで耐えきれずに倒れ、
その分、日光が降り注ぐようになっていたことです。
ただ、お互いが被さり合うことで潰し合いみたいになってましたが。
今シーズンは真面目に論文にしようと思っているので、
虫に食べられてしまう前に真面目に計測してみようと思います。
というわけで、今日はせっせと鞘から種を外す作業に没頭しました(画像)。
効率の良いやり方を心得て、かなり素早くできるようになりました。
ヤブツルアズキ鞘外し検定があるとすれば、
3級くらいはもう軽くとれるだろうと自負しているところです。
調査員
(2017年10月01日)
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