足跡
作業員の近です。
昨日、笹山から帰るときに、笹山の広場を突っ切るように動物の足跡がついていました。
調べてみると、たぬきの足跡のようです。
きつねやいぬと迷ったのですが、足跡の形が平べったく、足跡が一方通行で戻ってきた様子がないようなのでたぬきではないかと!
これからも笹山の足跡調査をしていきたいと思います!
作業員 近
(2016年01月29日)
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眺望
作業員の「た」です。
さて、問題です。
写真の中で笹山遺跡はどこにあるでしょうか!?
写真は先日、信濃川対岸の笹山と同じくらいの高さにある段丘上から撮影したものです。
これと同じ質問を十日町在住歴の長い作業員さん達にもしましたが、これがなかなか紛糾しました。
答えは、画面ちょうど中心の白く雪の積もった谷の部分で、とんがった木が4本並んでいるあたりです。
一番左の木の右隣りに少し低いなにかが見えると思いますが、それが復元住居です。
作業員たがなぜわかったかというと、肉眼ではブルーシートの青が見えるからです、フフフ。
ケータイで拡大しつつ撮ったので画質悪すぎ、すみません。
みなさん、おわかりでしたか?
たまには笹山を遠くから眺めてみるのもまたいいものですよ、おススメです。
た
(2016年01月28日)
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新潟独特の
作業員の近です。
笹山縄文館には、地域の小学生の子どもたちが書いてまとめた「笹山遺跡発掘報告書」が掲示されています。
その中の一つを改めて読んでいたら、「佐渡の形のような土器」があったと書いてありました。
佐渡の形!?と思って報告書に一緒に載っていた写真をみてみると・・・
確かに割れた土器の破片が佐渡の形をしていました。なるほど、なるほど(笑)
さすが新潟県民!たとえるものにも新潟色が出ていますね。
作業員さんの中にも、土器の底のぶ厚い破片を「あんぼみたい」という方がいます。
新潟の方でないと「あんぼ」の例えはわかりづらいのではないでしょうか。
あんぼが何かわからない方は調べてみてください。とても美味しいですよ。
作業員 近
(2016年01月27日)
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雪庇(せっぴ)とつらら
作業員の近です。
昨日、一昨日に
降った雪がふんわりと積もって綺麗にみえます。笹山の整理作業室はなかなか絶景です!
写真は作業室から雪庇を写しました。
雪庇につららができてなかなかな迫力です。
ちなみに雪庇とは、ふり積もった雪が庇(ひさし)のようになった状態のことをいうそうです。
つららの先が屋内の方を向いていて、ちょっと怖いなと思っていましたが、つららが光を反射してとっても綺麗です。
昼になる頃には溶けて落ちてなくなっていました。
怖いと思いながらも、ちょっとだけ残念な気持ちになりました。
作業員 近
(2016年01月26日)
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笹山遺跡ボランティア通信103号
昨日に引き続き、今日はボランティア活動日でした。
午前3名、午後2名の方にお手伝いいただきました。皆さん大雪の中ありがとうございました!
さてさて、今日は久々にくっつく快感をかんじていただいたようでした。
ピックアップしてあった遺物と同一の個体を探す作業の中で、同一どころか接合してしまったのです!
いやあ、おめでとうございます!
報告書にまとめ上げる作業が大詰めを迎える中の接合は単純には喜べないのですが、
5000年の経過の中でバラバラになった個体をまた一緒にしてあげられるというのは純粋に嬉しいです。
・・・と、書いているさなかにもまたひとつくっついたようです!
すばらしい!
今日は皆さんノリにのっています!
作業員た
(2016年01月25日)
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笹山遺跡ボランティア通信102号
作業員の近です。
今日は吹雪になったり、青空がでたりと変わりやすいお天気でした。
そのようなお天気の中、午前3名、午後5名の方がボランティアに参加してくれました。ありがとうございました!
(お天気が悪くて参加できなかった方は、また次の時にお待ちしています。焦らずにまたの機会にお会いしましょう!)
2月・3月のささやまラボ2016や、雪まつりの話し合いをしたり、ささやまラボで作る土器チョコレートの試作をしました。
写真はチョコレートをシリコン型に流し込んでいるところです。
今日の土器チョコレートの出来も上々でした(笑)
ささやまラボ2016の参加申込み受け付けています。
詳しくは十日町市博物館のHPをご覧下さい。
作業員 近
(2016年01月24日)
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おめざめ
朝からなかなかのいい降りっぷり
(もちろん雪)。
今日は午後から縄文館にたったひとりとあって、外を眺めつつ若干悪夢を思い出していました。
*****
何年か前、雪が降りしきる中ひとりで仕事を終えて博物館へ戻ろうと外へ出ると・・・
・・・車がうまっとる。
まあ埋まることは時折あったのですが、その日は相当なる埋もれっぷりで、
掘れるだけほって発進しようとしてもひたすらタイヤが空回り!
だんだん真っ暗になる夕刻、聞こえる音はしんしんと降る雪の音だけ。
ぽつーん・・・。
ぞぞっ!
いやあ、あれには焦りました。
結局博物館から救援をお願いして事なきをえたんですけどね。
*****
少々おセンチになっているところへ、戦友が現れたじゃありませんか(写真)!
おぉ、ひとりじゃなかった!
なんだか救われた気がしました。
テントウムシでなくカメだったら余計ミジメな気持ちになっていただろう作業員た
(2016年01月22日)
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あさばち
今日は一日雪模様。
ところがこれが全然つもらないんですー、今年は・・・
毎回のように雪の話題を書いてしまうあたり、すっかり十日町人になってしまった作業員たです。
今日は久しぶりに接合されなかった土器のバラの個体たちを見ました。
手に取っているものも、その後ろの小箱に入っているものもいずれも浅鉢と思われるものたちです。
浅鉢の破片はちらほらあるのですが、接合することも同一と思われる仲間があることも笹山では稀で、
まして個体まで復元されているものはほんの僅か。
浅鉢は北陸地方から持ち込まれたとも考えられているのですが、これだけ別個体の破片資料ばかりとなると、
破片としてもちこまれた事もあるんじゃないか、なんて考えてしまったりします。
なにせ雲母が混ぜてあって、破片を眺めているだけでも綺麗で価値がありそうだからです。
・・・なーんて、だれか私の新説に同感してくれる人はいないかしらん。
(2016年01月21日)
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土偶
作業員の近です。
先日、山梨県の北杜市考古資料館企画展「北杜の土偶~うつりゆく祈りのかたち~」へ、個人的に見学に行ってきました。
北杜市で出土した土偶が一堂に展示されているということで、数え切れないほどの土偶が並んでいて驚きました!
一つ一つ土偶をみていくと、みんな表情が異なり、大変面白かったです。
ちなみに写真はボランティア等で笹山に来てくれている方が作ったものです。
(右側の土偶は笹山遺跡で出土した土偶をモデルに作ってあります)
改めていい顔をしているな~と感じますね。
北杜市考古資料館の企画展の会期は平成27年9月12日(土)~平成28年1月31日(日)です。
もしよかったら見学に出かけてみてください。
作業員 近
(2016年01月20日)
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早くも山菜が
作業員の近です。
早くも巷ではふきのとうやうるい等の山菜が並び始めているようですね。
う~む。まだ雪も十分に降っていないような気もするのですが・・・
笹山の整理室でも山菜のこごみ(こごめなどというところもあるようですね)のような渦巻き模様の土器片の破片を見つけました!
山菜も楽しみですが、雪まつりのことなどを考えると、とりあえずもう少し雪が欲しいようです。
作業員 近
(2016年01月19日)
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笹山遺跡ボランティア通信101号
今日はお昼過ぎまで久々に大雪が降りましたが、終日2名の方にお手伝いいただきました。
作業は引き続きささやまラボのポスター&チラシの発送作業でした。
発送部数は機関、個人あわせて約600部。
最後には紙に手のアブラをすっかり奪われてさらさらになってしまいました・・・
なんと、写真のスティックのりが全て今日一日で使い終わってしましました。うぅむ、600部ってそれぐらいなんですね。
頑張っていただいたおかげで無事今日中に封入が終わりました。
ありがとうございました!
作業員た
(2016年01月18日)
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ささやまラボ2016
作業員の近です。
今日は笹山縄文館で2・3月に開催される「ささやまラボ2016」の案内を発送する準備をしました。
前回のささやまラボからもう1年たってしまったかとしみじみと感じています・・・
さて、ラボの案内は以前ささやまラボに参加して下さった方や、新潟県内の博物館・図書館、一部県外の図書館・博物館へお送りいたします。
「届くまで待てない!」という方や、早めに詳細が知りたいという方は、十日町市博物館のHPにも詳細が載っていますのでご覧下さい。
皆さんのご参加をおまちしています。
(ただし参加人数は1日限定15名ですので申し込みはお早めにお願いします!)
作業員 近
(2016年01月15日)
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使い分け
笹山で発掘された石器を整理してまとめていると、
いかに多種類の石材を駆使しているか改めて感心させられます。
よく使う道具には、身近にあるものでかつ加工しやすいあの石材を。
あまり沢山必要のない道具や特殊なものには交易で手に入れたこの石材を。
などなどあれこれ考えているのがよく見てとれます。
それはそうと、写真は笹山から出てきた石材の種類の一部ですが、まぁ普段会話で出てこないようなものがあるわあるわ。
声に出して読むと誤って舌を噛み切りそうです。注意、注意。
ひたすらメノウ、オパールあたりに惹かれる作業員た
(2016年01月14日)
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冬の笹山散歩
作業員の近です。
お天気もいいので、昼休みに久しぶりに「笹山散歩」へ行ってきました。
昨日降った雪が白く、ふんわりしていてとっても綺麗です。
今年は雪が少ないので、長靴を履いていれば車の轍(わだち)をたどって笹山を一周することもできそうです。天気の良い日のお散歩はおすすめです♪
ただ皆さん、足元の注意だけではなく、木の上から降ってくる玉のような雪にはご注意を!
雪景色に見とれていると、急に上から降ってきて「冷たっ!!」ということになりかねません。
皆さん気をつけましょう。
作業員 近
(2016年01月13日)
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ふわふわ
遅ればせながら
あけましておめでとうございます、作業員たです。
今年に入って日記をスッカリ近さんと阿部さんにお任せしておりました。
今日は朝0℃でした。
寒すぎて、むだに2階から3階の移動はダッシュしています。
気温のおかげか、降る雪の一粒一粒が結晶一つ一つの単位で落ちてくるので、
まるでオブラートの細かな破片が降り積もったようで、サラサラふわふわです。
こういう雪は滅多にないので、蹴っ飛ばしたりふーふー吹いて楽しみました。
今年はまだ長靴の登場が少ないのが残念です。
がんばれ、雪!
(2016年01月12日)
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笹山遺跡ボランティア通信100号
作業員の近です。
今日は今年初の笹山遺跡ボランティア活動日でした。
今日は午前中4名、午後5名の方が参加でした。
そしてなんと今回はボランティア通信が記念すべき100号!!
なんとおめでたい!
今日の活動内容は、主に同一個体の土器を整理する作業や図版を確認する作業の手伝いでした。
皆さんカラフルな付箋がついた土器入りの箱を手に、「う~ん」と頭を悩ませながらも手伝ってくださいました。
ありがとうございました!
雪まつりのことなども話し合いましたが、やはり雪の量が少ないと心配される声が聞かれました。
作業員 近
(2016年01月10日)
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あずき料理
作業員の近です。
皆さんお正月にあんこ餅は食べましたか?
縄文実験畑で昨年収穫したあずきをどう調理したらいいかな・・・と本などを調べてみましたら、以下のような料理が出てきました。
あずきそばがき団子
小豆がゆ
小豆かぼちゃ(小豆れんこん)
皆さん作ったことがある・食べたことがあるものが出てきましたでしょうか?
私は正直なところ、食べたことがないものばかりで、
ぜひ作ったことがある方がいらっしゃったらアドバイスをいただきたいです!
作業員 近
(2016年01月08日)
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年明け
調査員の阿部です。
年が明けて笹山へ来ましたら、例年と違う小雪。
札幌では自衛隊さんが山から雪を運んできたという知らせ。
十日町の雪まつりでもそうなるのかしらんと、
想像を巡らせました。
ふと駐車場脇の雪上に目をやると、何やら弁当のカラ、割り箸。
不思議ですね。
そういえば、側溝にタバコを入れる人もいます。
見えそうにないところがいいのかとも思いましたが、
ここで僕との会話の最中に目の前でされたこともありました。
目が点になりました。理解の及ばないことが沢山あるようです。
今年のキーワードは相互理解、でしょうか。
今日は雪の予報で、その通り、降り続いています。雪景色は綺麗です。
阿部
(2016年01月07日)
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雪の溶け方
作業員の近です。
今年になってからまだ十日町で雪が降っているのを見ていません。
なんと笹山の雪も少しずつ溶けてきてしまっています!
整理室の窓から野球場の方をみると、桐の木の根元が丸く雪が溶けていました。
なぜ木の周りの雪が早く溶けるのかというと、
①木の表面に雪の反射した光が当たり、暖まるとそこから溶けていく
②木が地下の水を吸い上げてその温度が雪を溶かす
などの理由があるようです。
昨年まで雪の降らない地域に住んでいたので雪をじっくり見るのがなかなか新鮮で面白いです。
作業員 近
(2016年01月06日)
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晴雨表
作業員の近です。
テーブルをふとみると、カレンダーやポスターの裏紙の中に「晴雨表」がまぎれていました。しかも今年のです!
私はあまり馴染みがなかったのですが、他の作業員さん方からはよくあるよ~とのこと。はりきって今日のところに「曇り」のマーク(◎)をしました。
しかし・・・、帰り頃には結構な勢いで雨降ってました。皆さん晴雨表は1日の終わりにつけましょう!(実は皆さん知っていましたか?)
作業員 近
(2016年01月05日)
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仕事始め
あけましておめでとうございます!
本年も笹山日記をどうぞよろしくお願いします。
忙しさにかまけてだんだん面白味に欠けてきたというウワサもチラホラ、
それをキモに銘じてがんばりたいと思います(既にかたくて面白くない)!
写真の通り、今年の笹山は拍子抜けするくらい小雪です。
誰かカンジキで広場まで遊びに行きかけて、なーんだ、これっぽっちしか積もってないか、と止めた様子がみえます。
いえ、作業員たじゃありませんよ!
しかし雪まつりの雪像が作れるのかなんだか心配になってきますが、そこは十日町。雪の凄さをなめたらいけません。
きっと2月にはどっかと降ってくれると期待しています。
雪まつりに向け、イベントの企画も本格的に考えないと!
みなさんもご協力お願いします!
作業員た
(2016年01月04日)
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