笹山遺跡ボランティア通信70号
調査員の阿部です。
ボランティア通信、もう70号ですね。
積み重ねた活動の軌跡を思うと感慨深いものがあります。
今日は午前午後ともにお二人の方に来ていただき、
整理作業に従事していただきました。
ありがとうございました。
今日の作業は、昨日の楽しさを引きずったまま、
土器の接着。
小雨の降る中での作業だったけど、楽しかったなあ。
なんとなくですが、そんな雰囲気だったと思います。
接着している土器の中に、火焔型土器もありました。
なんだか、発掘していた時のことが思い起こされて、
懐かしくて、甘酸っぱかったです。
阿部
(2015年06月29日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信69号
調査員の阿部です。
今日はいつもの活動とはちょっと違って、縄文時代にも利用されていた植物の、半栽培実験日。
第10次調査の後に分析して発見された、「アズキ」を植えることにしました。もちろん、買ったアズキです。
植える場所は縄文館の西側。前は畑だったところ。とはいえ、やっぱり下が心配なので、試掘して耕作土の厚さを確認しました。これが結構深くてびっくり。どうも、表土直下の中世の遺構面である2層は、耕作によりすでに破壊されているのかも、と推測されたので、途中で止めました。
これだけの深さがあれば十分です。
農業経験のある会員から技術指導を受けながら、畦を3本つくり、そこにアズキの種子を蒔きました。
「あ〜、アズキの種って、アズキなんだ!」
という声が聞こえた気がしましたが、僕は大人なのでスルーしたつもりでしたが、無意識に「え〜〜!?」と言ってしまったかもしれません。
さて、これから雑草と一緒に育つアズキがどうなるか。見ものです。
試掘の際に、ちょっとだけ土器と石器とが出土しました。石鏃の未製品みたいなものが1点ありました。「石鏃でないかな」と言っていたその人が発見しました。心密かに「この人、何か持っている」、そう思いました。
阿部
(2015年06月28日)
▲このページのTOPへ
かえるのうたがきこえて、、
調査員の阿部です
笹山縄文館2階の手すりに蛙が一匹。
じ〜〜〜〜〜っとしてました。
コンクリートに擬態していますが・・みやぶったり。
近寄っても撮影しても微動だにしません。
何を考えているんでしょうね。ぼーっとしてるのか、
わかりようもありません。
といっても、鳴いても飛んでも、その意味はわかりませんけども。
人間には世界中に沢山の言語があります。
人間の言語の最大の特徴は、どの言語でもほかの言語に翻訳できること、と聞いたことがあります。どんなに難解であっても同じ人間の言語にならば常に翻訳可能。
それって考えてみるとすごいことです。
蛙にも沢山の種があって、たくさんの鳴き方がありますたぶん。もしかして頑張れば互いに翻訳可能だったりするんでしょうか。
「いまゲゲゲと鳴いたのは、おれたちの鳴き方でいうところのケッケッケなんだぜ・・・」
なんて言って、田んぼの蛙が互いに翻訳し始めたら、、、、どうなるでしょう・・大変です。
でも、幸いというか、いまのところ全く別の鳴き方を習得する蛙がいなさそうなところをみると、まだ翻訳はしてないってことなのでしょうか。
蛙が鳴いたら帰りましょう。
阿部
(2015年06月26日)
▲このページのTOPへ
土器から繊維
調査員の阿部です。
縄文の施文された土器を見ていましたら、土に混ざった植物繊維が焼けてなくなった痕が見えました。
この太さだと、土器作りの時にちょっと障ったかな・・と思いながら見ていたら、ふと、繊維痕の奥に細い物体が見えました。
おや?
よく見るとそれは、まさに繊維。植物繊維。焼けた方よりも断然細い。土器の断面の方に端っこが突き出ています(画像をよく見ると見えます)。
これは!縄文時代からずっと入ったままの繊維か!
ってそんなわけないわけです。
阿部
(2015年06月25日)
▲このページのTOPへ
やんぬるかな
お外の陸上競技場が賑やかです。
みなさん頑張ってますね。
ピッとなる笛。
助走をつけて飛ぶ。
誰も自分の飛べる最高点を目指しているわけです。
やすやすと飛べるだろうという高さでいいやと思う人はいないはず。
美しいですね。「飛ばねえ豚はただの豚だ」。
眼下のテントに集まる、そんな美しい群れを横目に、今日もせっせと土器の整理を進めていましたが、振り返るとずっと座ったままのような気がします。
そういえば最近、体が硬くなりました。
人の動くのを見て「美しい」とか言ってる場合ではなかった。これは恥ずかしい。
もう、体を動かさなきゃ。
阿部
(2015年06月23日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信68号
調査員の阿部です。
今日は午前午後ともに1名のボランティアさんがお手伝いしてくださいました。ありがとうございました!
今日は中学生の「中越大会」の準備とかで、隣の陸上競技場が賑わいを見せていました。
笹山遺跡広場では、朝、急に学校ごとの沢山のテントを張り始め、復元住居にはテープを巡らせて立入禁止に?
これは・・・。いったいどうしたのでしょう・・・。鼓動が早い。
事前連絡について、遺跡公園の使い方について、、、今後考えなければいけないのでしょうか。残念。
そんななか、先週の嵐のような整理作業は、ボランティアさんのご協力を得て、引き続き嵐のように実施しました。お陰様でいいところまで来ていると思います。感謝です。
作業の終わり際、8次調査の時に出土した思い出のある土器が目につきました。「おお懐かしい」。
なんだか接合しそうな気がしたので手を出してみるとペタペタペタペタ・・・。つきました。
最初は、あれ珍しいな6単位なのかな、そんな風に思っていたのですが、さらにペタペタっとついてきて、最終的にはやっぱり4単位であることがわかりました。
な〜んだ・・・と呟きかけたそのとき!
形の異様さに気がつきました。
なんと、上面観が平行四辺形、トランプのダイヤみたいなのです。おおおおお・・・なんて面白い土器。浅鉢かも?
もうちょっと時間があれば、胴下部を探したいですが・・・。
阿部
(2015年06月22日)
▲このページのTOPへ
ペタペタペタペタ
調査員の阿部です。
集めてみたはいいけど、接合が進まなかった土器。
文様のパターンが読みにくいとか、断面が崩れていて接合面がみあたらないとか、いろんな事情がありました。
でも、他にはない文様なのでかなり集まっていて、
頑張ればいけるんじゃないか、そう思っていました。
そこで今日一踏ん張りしてみたところ、ペタペタペタっと画像のようになりました。
おめでとう自分!ぱちぱちぱち!
・・・
誰も褒めてくれないので自分で褒めてみました。
で、なんでしょうね、この土器。
どこかで見たことがあるような、ないような。突起にぐるぐるがついてるし、頸部はくびれている。胴部の文様は大木8b式期並行なのかな・・・うーん。
また宿題が増えました。
阿部
(2015年06月18日)
▲このページのTOPへ
強いて書いてもそれは「阿玉台」
調査員の阿部です。
千葉県に阿玉台貝塚という遺跡があり、この遺跡を標識とする縄文時代中期(東部関東)の土器を阿玉台式土器といいます。
よい子のみんなは知っていることと思います。
笹山遺跡でも昔、この土器が出ていまして、画像のフクロウみたいな突起が付いているのがひとつの特徴です。
たぶん地名からきているであろう、この名前の読み方、普通に読んだら「あたまだい」なんですが、僕が学生の時は「おたまだい」と言っていました。
ところが最近、なにかにつけて「あたまだい」と仮名を付けている文章を見ることがあり「あれ?」と思っていました。
どっちなんでしょう。
で、例によってネット検索してみたら、「あたまだい」も「おたまだい」も、どっちもみられました。
そして、行き着いたあるサイトで面白いことが書かれていました。
この型式を提唱した学者は「おたまだい」と言っていたからみんながそう言って呼んでいた。ところが阿玉台貝塚が国指定史跡に登録されて立てられた看板には「あたまだい」と振り仮名が振られた、というのです。看板の写真も掲載されていました。
ということは、あたまだい貝塚から出土した標識土器はおたまだい式、ということなのでしょうか。あ、でも提唱者は振り仮名を振ったことがなさそうですから、読みの指定はなく、学術的にはあくまでも「阿玉台」ということでしょうか。
ややこしくてよくわかりません。
ただ、こういう事態は昔からよくあって、地元の人たちの発音と、行政的に付けられた読みとが異なることはよくあるし、また、それと遺跡名が異なって、さらに提唱された型式名の読みも違う、なんてこともあります。僕もそういう事態に一枚かんでしまったことがある事実については秘密です。
そういう事態に巻き込まれないようにするために、今後、文字には振り仮名を振らない、絶対に。と心に決めました(嘘)。
阿部
(2015年06月17日)
▲このページのTOPへ
強いて書くならそれは「ハイフン」
調査員の阿部です。
今日は朝から事件がありました。
事件を説明する前に、まずは予備知識。
ここを見ている方はご存知の方が多いとは思いますが、
遺物には遺物番号が付いていて、
普通は一つの遺物に一つの番号が付いていますね。
笹山の再発掘では20,000以上の遺物番号がつきました。
その番号にしたがって、位置情報や分類などの属性が当てられていますから、この番号はマイナンバーみたいなもので大変重要なものです。
でも、やむなき事情でいわゆる「枝番」(えだばん)というものをつけざるを得ないことがあります。
例えば16971-1、16971-2、、といったように、正規の番号の下にさらに番号をつけるわけです。
一つの土器が発掘中や整理中に割れちゃったとか、そういうときのためにあります。
さてさて、、
今日の事件はこの枝番を仮の台帳に記録する共同作業の際に起きました。
一人が番号を読み上げたとき、こうおっしゃるじゃありませんか。
16971、ハイホン1
16971、ハイホン2
16971、ハイホン3
・・・
「ハイホン!!」
たぶん、「-」を読んでいるんだと思います。
そういえば昔、そういう発音を聞いたことがあったようなないような、気もしないでもない。
気になったのでネット検索してみると確かにハイホンと書いた記述が少し見られました。
でも、普通はこうです。
ハイフン
そうハイフンです。
辞書を見るとこうあります。
http://ejje.weblio.jp/content/hyphen
(↑コピーしてURL欄に貼り付けてGO!)
英語の読みをカタカナで書くこと自体が難しいのですが、上記ページにある発音記号を強いてカタカナで書くなら「ハイフン」。でしょうね、やっぱり。
なぜこれをハイホンと読むようになったのか、、その辺りの事情を知りたいところですけど・・・
それにしても、今日はずっとこのことを気にしながら、読み上げを聞くことになりそうです。
阿部
(2015年06月16日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信67号
調査員の阿部です。
朝の連ドラは「まれ」ですが、
僕らはもう「なれ」です。
以前なら見慣れない土器は「おお、こんなのもあるんだ!」などと感動したものですが、
大量に見て土器型式を覚え、分類ができるようになりだすと、
その感動も次第に薄れていき、大抵の土器では驚かなくなり、ついには
「ああ、またこれか!」 というようになります。
悲しいものです。
今日のボランティア活動は午前午後ともに1名の方に来ていただきました。
そんな僕らのすっかり擦り切れた心とは裏腹に、
接着作業など楽しそうにされているお姿を拝見しました。
思わず「みほとけ」と呟きたくなるような後光が・・・
見えたような気がしました。
感謝とともに、合掌。
阿部
(2015年06月15日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信66号
調査員の阿部です。
曇っていますが蒸し暑い日です。
お外では陸上競技場がなにやら賑やか。
そのせいでしょうか。
縄文館にはたびたびお客様がお見えになり、
ボランティアさんたちがガイドに精を出されました。
なかにはものすごく興味を示してくれた小学生がいて、
質問も堂に行っていて利発な感じ。
こちらとしてもなにか惹かれるものがあったので、
僕が前に作った土器を差し上げました。
異常なほど喜んでくれたので、なんだか嬉しくなりました。
「夏休み親子自由研究サポート」の土器作りは今年も開催予定です。
土器が作れる上に、学芸員の優しい指導のもとでレポート(壁新聞とか)まで完成しちゃうという、マイルドでお得な企画。
7月26日と8月9日。どちらも日曜日。是非来てね。
広報は、もう少し先ですが、ご興味のある方はホームページを要チェックでお願いします。
阿部
(2015年06月14日)
▲このページのTOPへ
伸び放題?
調査員の阿部です。
このところ笹山の広場は
草刈り、芝刈りが行き届いて綺麗です。
いいですね。すっきり。
ところが、刈ったあとでも残される植物があるみたい。
なんだろな、伸び放題じゃ困っちゃうな
などと前から気にかけていたのですが、
伸びてきてから、残されている理由がよくわかりました。
これは、タチアオイ、なんですね。
赤やピンクの大きくて綺麗な花を咲かせる植物です。
ああ、そういうことだったのかと、今更気付いたのでした。
咲くのが楽しみになってきました。
阿部
(2015年06月11日)
▲このページのTOPへ
数が多い
調査員の阿部です。
唐突ですが、余興の一つにトイレットペーパーを使った
ゲームがあるのをご存知でしょうか。
1ロール分を一気に引き出して、早い方が勝ち。
よーいドン!
といって、ばああああっと引き出させておきながら、
1位が決まるや否や、
「ではそこから早く巻き取った方が本当の優勝者です、よーいドン!」
という、ゲームです。
急いで引き出した方が、あとで巻き取る量が多いのでかなり不利になるという、なかなか殺生なゲーム。
いきなりなんでこんな話なのかというと、いまの遺物整理がそんな感じだから。
一生懸命になって発掘して、土の中からたくさんの土器や石器を回収してきたけれど、
そのせいで、後で行う整理が膨大になっているんですね。毎日悲鳴。
余興だったら笑い話ですむのですけど、お仕事となったらそうもいきません。
いやあ、ちょっと頭が変になりそうなくらい大忙しです☆
現実逃避のため、楽しかったじょうもん市の画像をアップしました。
阿部
(2015年06月10日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信65号
調査員の阿部です。
昨日は笹山じょうもん市の本祭でした。
遺跡広場では様々な催しがひらかれ、その横で17町内の露店がひしめく中、
私たちは縄文館の3階で展示と企画を行っていました。
笹山遺跡ボランティアは午前午後ともに7名の方、
中条中学校の生徒に午前9名午後8名の方にそれぞれお越しいただき、
いっしょに企画の運営を行っていただきました。みなさん、文字通り奮闘していただきました。
中学生ボランティアの方々は、お願いしたこと以外にも積極的に携わろうとする姿勢がしばしば見られ、なんだかとても感心してしまいました。
実行委員会の方々、ボランティアの方々、、本当にありがとうございました。
遠方より「みんなで掘る笹山遺跡」以来の友人たちが駆けつけてくれました。これには、感涙。
昨年度までとは趣を変え、今回は子供向けの企画に重点を置いたわけですが、結果として大成功だったと思います。
来場者の方の評判も良く、子供向けであることを評価するお声をいただきました。
今回のボランティアの企画は、最初から最後までほぼボランティアだけで取り組んだ最初の企画だったかもしれません。
数字には表せない大きなものを得られたというか、なにか達成感のようなものがあったように思いました。
関わっていただいたみなさんに、心より感謝申し上げます。
■報告
<笹山遺跡ボランティア>
プラバンキーホルダー工作 65人
土偶消しゴム 71人
火焔まんじう 100個(午前中のうちに完売御礼!)
<文化財課>
園児たちのじょうもんぬりえ展覧会
笹山遺跡出土品展
来場者100名超(差し上げたバッヂの個数の集計)
<笹山じょうもん市>(実行委員会より)
前夜祭 1,200人
本祭 3,000人
阿部
(2015年06月08日)
▲このページのTOPへ
じょうもん市では、盛り沢山
調査員の阿部です。
今日もせっせとじょうもん市の準備です。
今年は、例年の土器展示に加えて新企画をひとつ。
「園児たちのじょうもんぬりえ展覧会」
遺跡に近い、中条保育園さん、大井田保育園さん、新座保育園さんにお願いして、
塗り絵に挑戦していただきました。
今日はその展示を準備しましたが、あらためて皆さんの作品を見ると、これがなかなか面白いんです。
子どもたちの自由さに「へ〜〜」「は〜〜〜」「そうくるか〜〜」と感心しきり。
また、塗り絵を塗る子どもの姿や、その子の性格や気持ちを想像して楽しむこともできます。
当日は、例年行っている土器の展示会もあります。
今回、初お目見えのものばかりですので、この機会を逃さないように!チェキ!
それから、笹山遺跡ボランティアの企画として、プラバン工作、土偶消しゴム工作がいずれも無料で行えるほか、
新名物(?)の「火焔まんじう」の販売を行います。限定100個だそうですので、食べたい方はお早目に!
場所はいずれも笹山縄文館3階。会場に着くまでに登山気分も味わえちゃうというオプションつき。
是非。
阿部
(2015年06月05日)
▲このページのTOPへ
がらーん
今日はじょうもん市の準備で大忙し。
整理中の土器や什器を片付けて、これから模様替え。
がらーんとなった部屋(整理室)を見ながら
発掘を始めたばかりの頃のことを少し思い出し、
そしてしばし、笹山の現在と未来について考えを巡らせました。
ここにいる人にも、来ていただく方にも、
魂が揺さぶられるような、充実した体験・経験をしていただきたい。
それが僕らの一番の願いであり、仕事の根本です。
土器たちが、壁際に並んで、今か今かと出番を待っています。
調査員 阿部
(2015年06月04日)
▲このページのTOPへ
わかっちゃいるけど
調査員の阿部です。
似ている土器片(など)を集めて、
もともと同じ土器だったかどうかを検査する作業を
「接合」といいます。
土器は大抵が細かく割れた状態で出土しますから、
この「接合」をせずして本来の形を見ることはできません。
ただ、割れ方によっては、たとえ同じ場所で出土した土器同士であってももとに戻せないことがあります。
細かすぎる土器片は、無理ってことが多いです。残念無念。
今日もそんな残念な土器をみてしまいました。
拾ってきたときはひとつひとつぜったい逃さない、あとで接合して形を復元する気満々だったのになあ、、
でも、ああ、やっぱりこうなのね。
現実を前にして、ちょっと切ない気分になりました。
阿部
(2015年06月02日)
▲このページのTOPへ
笹山遺跡ボランティア通信64号
調査員の阿部です。
天気予報によると今日の十日町市の最高気温は26度。
札幌で28度なんだから、我慢しなきゃ。
と、そんな決意を心に秘めていた本日。
でも、そうはいっても、暑いものは暑い。
周りに遮蔽物のない縄文館はずっと陽に照らされますから、
午後2時から3時くらいに暑さのピークがやってきます。汗が出てきます。
日光が入るのを防ぐため、カーテンは全部締め切りました。
焼け石に水かもしれませんけど、不思議と気分的に救われます。
テーブルの上を見ると、カーテンの緑色が窓際に置いてある土器にさしていました。緑の土器。
緑の石器ってたまにあるけど、緑の土器って、そういえば無いなあ・・・
・・・
暑いと、おかしなことを考え出すようです。
【追記】
この日はボランティア活動日でしたので、タイトルを変更させていただきました(6月3日)。
午前午後共に1名の方にお越しいただきました。活動内容は、じょうもん市の準備、ほぼそれのみ!遺物整理もそうですが、こっちも追い込みで大忙しです。
阿部
(2015年06月01日)
▲このページのTOPへ