来週末はじょうもん市
調査員の阿部です。
今日の笹山は朝から陸上競技場が大変ニギニギしくて、
目の前にいる人に話しかけようにも、
まるで100メートル向こうにいるかのように
声を張り上げなければいけないほど。
なにが困るって、ボソッと独り言を言った時。
「え?」
って、横にいる人に話しかけたと勘違いされて聞き返されちゃう。
あ、いや、別になんでもありません独り言ですって、大声で言い訳して、
乙女のようにちょっと顔を赤らめちゃったりするわけです。
あら可愛い・・・わけありません、、、、。
さて、そんななか、今日も淡々と整理作業。接着接着接着。そしてまた接着。
脇にふと目を移すと、そこにはプラ板試作品があり、目を引きました。
こ、これは・・・
じょうもん市でボランティアさんが提供する企画じゃないかあああああ!
わかりやすくPRしてみました。
来来。
阿部
(2015年05月28日)
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土偶ケシゴム
調査員の阿部です
整理室のテーブルの脇にお盆があり、
なにやら色とりどり。
よく見るとそこにはケシゴムが・・・
笹山じょうもん市に参加する笹山遺跡ボランティアさんの企画。
新開発!「土偶ケシゴム」の試作品です。
この形、なにかわかりますか。
わかる方はかなりマニアック。縄文楽検定なら特級(ないけど)。
ターゲットは子供。でも大人でも十分楽しめるんじゃないかと思います。笹山ファンなら必携。
期待が高まります。
阿部
(2015年05月27日)
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そろそろじょうもん市
調査員の阿部です
じょうもん市2015のチラシが届きました。
いよいよですね。
整理作業のペースを維持したままイベントの準備をするという荒技は、カメハメハか何かの必殺技のようなもので、非常に消耗します。
思えば昔やった格闘ゲームのキャラクターたちはなぜあれほど繰り返し必殺技を出せるのかと、今更ながらに思う日々です。
だいいち「必殺」と言いながら全然倒れてくれないし、いろいろと矛盾に満ちている。そういう意味で言ったら必殺仕事人なんか文字通り「必殺」なので、ゲームのキャラクターよりもハチャメチャに強いはずで、勝負したらきっとお話しにならないくらい圧勝なんじゃないか、そう思うわけです。主水(もんど)最強説です。
ここまで書いてきて、これは「じっぱくブログ」じゃないことに気がついた次第ですが、もう後戻りできないのでこのままアップしてしまおうかと思います。
それはさておき、今日は笹山遺跡ボランティアのほうで、進展がありました。「火焔まんじう」、、、これまでにない、全くの新商品となりそうです。
限定100個。早い者勝ち。
大量に買いたいという太っ腹な方は、事前に相談してくだされば・・・。
ご期待あれ。
阿部
(2015年05月26日)
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笹山遺跡ボランティア通信 63号
調査員の阿部です。
今日は午前2名、午後2名のかたに活動いただきました!
ありがとうございました!
今日の作業は、土器の接着とか、その他いろいろでした。
なんていうかもう、何でもかんでもお願いしているようで恐縮至極。
でも、やっぱり好きこそものの上手なれ、なんでしょうか、
みなさん、アレもコレも、さささ〜〜〜っです。
感謝です。
そんな作業のさなか、じょうもん市で新たに繰り出す名物についての談義が。
24日に試行錯誤された結果を報告してくださいました。
なかなか一筋縄ではいかない部分もあるようですが、
これから、みんなの知恵を結集すれば、きっといい名物になるはず。そう思います。
写真は、焼印。まだこれから、です。
阿部
(2015年05月25日)
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焼印
笹山名物開発部は日々研究にいそしんでいます。
最近は鶏頭冠形卵焼きが出来たとのウワサもあり、
今後が楽しみなわけです。
そんななか、本日、またしても新商品が産声を上げ
・・・そうになりました。
画像はその試験結果。
はてさて、、、これは・・・?
成果は、笹山じょうもん市2015にて、明らかになります。
その目で確かめろ!
調査員 阿部
(2015年05月22日)
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こんなのあったっけ
調査員の阿部です。
この土器、何に分類しますか。
あ〜〜コレねえ〜〜・・・
訊かれる土器にはサッと答えられないものもあります。
それがなんじゃらほい土器と呼ばれていないことは前に書きました。
今日、そんな「なんじゃらほい土器」に新しいエッセンスが加わりました。
その名も、「こんなのあったっけエッセンス」
こんなのあったっけ、という発言は、ある意味で現実逃避。
そう答えることで、問題の土器がよくわからないという現実から逃れられる気がするから。
我ながらひどいものです。
でも逃れられるのもほんのわずかな時間で、結局は逃げられないんですけどね、、、、結局は。
この土器が何か、、今日明日、さっそく勉強します。
調査員 阿部
(2015年05月21日)
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塗り絵展覧会
調査員の阿部です。
数日良い天気が続いて、ちょっとだけ雨が降る。
最近のその繰り返し。実にいい塩梅です、いろいろと。
今日の笹山。時々お客様がお見えになりました。
みなさん、気になってふらっと寄ってくださるんですね。
そのたび、さらっと説明させていただく。しつこくもなく、さりとて簡単すぎるでもない。
「へ〜」と思っていただけることをひとつ、ふたつ。
そのあたりが、なんだかいい感じです。
今日も着々と整理作業。
その傍らで、じょうもん市で開催する園児の塗り絵展覧会の図案が出来上がりました。
画伯Мさんの力作です。さて、どんな色を塗ってくれるのかなあ・・・
6月7日をお楽しみに。
阿部
(2015年05月20日)
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スッカンボ トトンボ
昨日の山菜を見ていたら、今日は作業員さんが笹山近くの山から私の知らない山菜を採ってきてくださいました。
その名も、
スッカシ(写真)
道端や山道でよく見かける野草です。
この茎の部分を塩漬けにして食べるのだとか。
山菜の話をしていると、皆さん子どもの頃を思い出されるのか、表情がいきいきしてきます!
チガヤ、スッカンボ、トトンボ、ツグリ、クワイチゴ…
などなど、私には知らない名前だらけですが、
幼いころに母親に連れられて山菜採りをした懐かしさがこみ上げてきました。笑
縄文時代中期の土器にも詳しくなれますが、山菜にも詳しくなれそうな縄文館の整理作業室です。
作業員 阿部M
(2015年05月14日)
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鮮やかな緑
昨夜は激しい風が吹き荒れていましたが、今朝にはすっかりいいお天気。
日中はとても過ごしやすい一日だった笹山です。
午前中には近くの保育園の子どもたちがお散歩にきて、かわいらしい声が響いていました。
縄文館の近くの草むらには、雨の後だからか、野草がニョキニョキと背を伸ばしていました。
よーーーく見ると、ところどころに山菜が!(写真)
この辺りではよく食べられているキノメ(アケビの新芽)、ウド、写真には写ってませんがゼンマイなんかも顔を出しています。
暑いくらいの日が続いて、春はどこへやら…と思っていましたが、春の山菜を見かけると、
まだ春なんだなぁとしみじみ思います。
作業員 阿部M
(2015年05月13日)
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ドキとバツ
バツというかエックスというか、変な文様のついた土器。
下の方にはぽこっとした出っ張りも。なんじゃらほい。
こういうよくわからない土器を
僕らは「なんじゃらほい土器」と呼んで
ません。
ちなみにこれは、新崎(にんざき)式という北陸系統の土器とのことです。
調査員 阿部
(2015年05月12日)
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笹山遺跡ボランティア通信 62号
この週末、十日町市内の田んぼもポツリポツリと田植えが始まってきましたね〜!
ゴールデンウィークの余韻も覚めてきた阿部Mです。
さて、今日は笹山遺跡ボランティアの活動日。
午前1名、午後2名の方から、土器の接着作業をしていただきました。
去年の夏頃の、
土器を整理作業室の机いっぱいに広げて、接合する土器片を探す…
というひたすら地道な作業を経験されているボランティアさん。
土器片同士がぴったりくる場所にボンドをつけて固定するのは、微妙にズレやすいのですが、
ぴったりと嵌まる位置をもう心得ていらっしゃるので、
心配することなくお任せできます!
今日は接着作業以外にも、お客さんが来館することもあり、ガイドでも活躍されてました。
一日、ありがとうございました!
(2015年05月11日)
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笹山遺跡ボランティア通信 61号
調査員の阿部です。こんにちは。
今朝、笹山に来たら広場の新緑がまぶしく感じられました。
最近の発掘調査区にはガボラ
・・・もとい水仙がたくさん咲いていました。
そうそう、縄文館の外階段のコンクリにぶら下がっていたジャコウアゲハ。
みなさん、覚えてますか。
4月10日に阿部Мさんが報告してくれたサナギです。
縄文館に来るたび観察して、その羽化を今か今かと待っていました。
そして今日。
ふと見たらなんと、羽化していました!!!驚きました!!!
わ〜い、やった〜、おめでとう!!
きっとまださなぎの殻から抜け出たばかりなのでしょう、ゆっくりゆっくりと羽を広げ、
飛び立つための体が出来上がる準備をしていました。羽化してから飛び立つまで1日くらいかかるとか。
もう少し、ここにいてくれるのかな。しばらく眺め、その神秘に酔いしれました。
急いで阿部Мさんにメールでお知らせすると、これまた喜びの返信が。わかってくれる人がいて嬉しい。
さてさて、前置きが長くなりましたが、今日はボランティアの活動日でした。
午前4名、午後5名の方に来ていただきました。
作業は相変わらずの接着ですが、あわせてじょうもん市の企画会議、その他活動のついての会議も開催し、
大変実りあるものとなりました。ありがとうございました。
いずれも、少しずつ進んで、なんとか実現にこぎつけられそうです。
今年のじょうもん市では、恒例の展示のほかに、「土偶消しゴムづくり」と、「プラバンストラップづくり」を行います。楽しそうです。
そしてもうひとつ、ふたつ・・・極秘企画を用意しています。乞うご期待。
調査員 阿部
(2015年05月10日)
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そこのところ
そこが気になります。
お茶碗でも湯呑でも、お皿でも汁椀でも、お店などで手に取ると、ついひっくり返してしまいます。
別に漏れそうかどうかなんて気にしていないんですが、
銘が入ってたり、ろくろ痕があったり、刳りぬいた痕があったりすると、見入ってしまうんですよね〜。
なので、
もちろん土器の底も気になります。笑
今日作業していた中で見つけたこの小型の土器。(写真)
いつものように裏返すと、うっすら線が。
よく見ると木の葉の葉脈が付いた痕でした。
ってことは、この土器を作る時は成形しやすいように木の葉の上で作っていたんですね〜。
他にも、編み込んだ敷物の痕がついているものや、縄のような痕もあったりして、面白いです。
博物館などでは、底だけを展示することなんてまずないので、
整理作業ならでは、かもしれません。
もし、見てみたい!と思われた方。
平日と毎月第2、第4日曜日の笹山縄文館においでください♪
お待ちしております!
作業員 阿部M
(2015年05月08日)
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今日も折る!
ゴールデンウィーク、皆さんはどこかお出かけされましたか?
笹山へ立ち寄られた方もいらっしゃるみたいですね〜! ありがとうございます!
さて、今日の写真。
すぐに何をしているか分かった方もいらっしゃると思います。
そう、
これはただひたすらに紙箱を折っている様子。
たびたび笹山日記にも登場する紙箱。
こんなことが仕事なの? と思われるかもしれませんが、
今、私たちがしている作業ではたくさんの紙箱を使用するので折っても折っても、すぐに足りなくなってしまうんです。
土器が仮収納されているテンバコ一つに50個以上の紙箱が必要になることも…
土器や石器を扱うことがもちろん多いですが、こんな地道な作業に一日費やすことも多いです。
作業員 阿部M
(2015年05月07日)
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笹山遺跡ボランティア通信 60号
調査員の阿部です。
今日は笹山遺跡ボランティアの活動日でした。
隣の野球場では中学生の試合があり、
大勢の応援する声や掛け声がこだまし、
朝から元気をもらう気持ちで始まりました。
今日の作業も着々と接着接着接着。
ただ一口に接着といっても、簡単ではありません。
破断面がグズグズに崩れていることが多いので、ボンドを塗って、両手に持った土器を張り合わせても、
手を離せばボロっと取れてしまいます。
だから両手で土器を抑えたまま「誰か助けて〜」、となります。
テープや洗濯ばさみで補強してもらうためです。接着作業は一人ではできないのです。
そんな手の離せない作業の中、さすがGW、たびたびお客様が見学にいらっしゃいました。
中には埼玉県からおこしという20代と思しきグループ、地元の出身だけど里帰りのついでに寄った家族、地元の親子。いろんな方がいらっしゃいました。
土器を手にすると、どの方も感動してくださいますね。・・・感謝。
ここならではの体験です。そうして笹山を記憶の片隅にとどめておいてくだされば。
積極的に説明に立ってくださるボランティアの方々、たのもしいです。またよろしくお願いします。
調査員 阿部
(2015年05月04日)
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あつ〜い!
今日から5月。
今日から連休の方もいらっしゃるんでしょうか。
ニュースでは4月末からの16連休という方もいらっしゃるとか。私だったら連休明けに仕事忘れてしまっていそうです…笑
笹山にも、連休を利用してなのか、
東京から来ました〜というお客さんがいらっしゃいました。
新潟県内の古墳や縄文時代の遺跡を巡っているんだそうです。
先日は九州にも行かれていたそうで、遺跡巡りの旅、羨ましく思いました。
それにしても…
ここ数日、本当に良いお天気です。
やっと咲いたと思った桜がすぐに葉桜になってしまいました。
そして今日は久しぶりの登場、
扇風機!!!
あれ…今週初めにストーブを片付はず…。
冬が長いせいか、ほかの季節が駆け足で過ぎていくように感じます。
作業員 阿部M
(2015年05月01日)
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