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うまそうなものができました
調査員の阿部です。

本日は笹山遺跡ボランティア活動日。

今年初めてです。

午前3名、午後3名プラス1名、いらっしゃいました。

ありがとうございました。

雪まつりに向けた、新製品作りが、中盤に差し掛かりました。

こんどの製品は、マグネットです。

冷蔵庫で「ゴミ出し一覧表」を支えてくれるアイツ。

あるいは、電子化が行き届かない職場で結構活躍しているアイツ。

いい形です。

いまのところ笹山限定の予定で、ついでに数量も限定。

是非。


さて、本日午後からは圧痕部再開。

「っぽいもの」をいくつかピックアップ、来週、シリコン入れてみます。


阿部

(2017年01月29日)

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アナと雪の階段
調査員の阿部です。

笹山縄文館へ行きました。

自分でも意外ですが、今年初めてです。

外階段はあたりまえのように雪で埋まっていました。

客観的に見ると、すごいなこれと思いつつ、


「このへんの雪はまるでエルサの魔法が暴走したみたいだなーなどとと若干メルヘンなことを考えちゃったよ☆」

というネタを考えながら、

雪をかき分けて1階の出入口へ到達できました。

灯油缶をたくさん運んで腕が痛くなったとき、

新製品の凹型ができたというメールが着信。やった〜!!

雪まつりの準備は着々と進んでいます。


阿部

(2017年01月24日)

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平成29年度笹山遺跡ボランティア募集
調査員の阿部です。

来年度活躍する笹山遺跡ボランティアの募集案内がでました。

イベントの補助をしたり、ガイドしたり、調査したり、

笹山遺跡を舞台に多方面に関わることができます。

このボランティアの特徴は、土器などに直接触れられるということ。

普通は「絶対厳禁」かもしれませんが、ここでは可能です。

イベントで人と接するのが好きという方も大歓迎。

初めての方もすでにご経験の方も、あまり関係ありません。

一緒に楽しみながら活動してみませんか。

ご応募をお待ちしています。

案内は下記URLから。

阿部

(2017年01月16日)
【URL】http://www.tokamachi-museum.jp/news.cgi#news1
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カラムシは
調査員の阿部です。

「縄文時代の試料にカラムシが確認できない。」

パレオ・ラボさんの佐々木由香さんからそんなコメントを聞いたのは昨年のことでした。

「え」っと思ったのはきっと私だけではなかったと思いますが、縄文の研究者であっても、これは結構意外なことではないでしょうか。

これまで縄文の遺跡から出土した植物質試料の幾つかが、カラムシとして同定されてきたからです。

それぞれの分析の詳細を見たわけでも検証したわけでもなかったので、分析の専門ど真ん中の方にそう言われて初めて、はっとしてしまいました。

さっそく低湿地遺跡から出土した幾つかの試料について、報告書を漁ってみましたら、気付くことがありました。

新潟県大武遺跡、青田遺跡、東京都下宅部遺跡、福井県鳥浜貝塚など、手元ですぐ見つかる調査報告書をみると、どうも不確かな印象を与える記載が多いのです。

どれも「〜の可能性が高い」というような言い回し。電子顕微鏡写真がないのも気にかかります。不確かな原因には、分析方法のせいもあるのかもしれません。

こうなってくると、近世から近代の製作と思われる越後アンギンが、縄文時代のそれの参考資料として扱われることにも、気をつけないといけない気がしてきます。

越後アンギンにはアカソとカラムシがよく使われています。縄文時代の遺跡からアカソはでてきますが、カラムシはいまのところ少ないか、もしくは佐々木さんの(おそらく何か分析しての)ご感想のように「全くない」可能性もあります。

また、越後アンギンでは編み台やコモヅチを使いますが、縄文遺跡からはこれらは発見されていないのではないでしょうか。編み台がなければ編めないわけではないことはすでに指摘があります。

こうしてみると、縄文の編み物と越後アンギンとで、確かな証拠に基づいて類似しているといえるのは編組構造だけであって、素材や製作道具・方式のほうはまだよくわかっていないんですよと、そんな風に考えておきたいと思います。

個人的に思うのは、カラムシの繊維を取り出すのには、直線的な刃部の苧引き金(おびきがね)がないとかなり大変だろうなあ、ということです。縄文時代に金属器はもちろんありません。どんな道具を使うと考えればいいのでしょうか。非常に興味があります。

ちなみにアカソの繊維を取り出すのは比較的簡単で、乾燥させたアカソを木槌でドンドン叩くだけのようです。

なんて

偉そうなこと言っても、私、実はどっちもやったことがないんです、すみません。説得力ゼロでした。

今年は繊維取り出しを含めたワークショップでもしてみたいと思っています。実は前にボランティアさんたちとカラムシやアンギンについて何かできないのかという話をしたことがありました。それが今に繋がってきたのでしょうか。

楽しみが一つ増えたような気がします。


阿部

(2017年01月11日)

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今年もよろしくお願いいたします
調査員の阿部です。

新年になって、もう10日が経とうとしています。

早いものです。

そんななか来年度の準備を着々と進めなければいけないということで、

まずは来年度のボランティア募集の準備していました。

ボランティアさんたちと一緒に活動する中で、

だんだんと内容が充実してきたと感じる昨今。

笹山にお越しになるお客様にも喜んでいただけていると思います。

まだ詳しくは言えませんが、これまでのボランティアさんの実績を踏まえて、来年度は笹山で毎月のように何かを行います。そのすべてに笹山遺跡ボランティアの活躍の場がある、そんな計画になっています。

これまでの活動内容を示す参考画像を探しながら、いろんな活動があったことを思い出し、より一層の発展を目指して頑張っていこうと思いました。

ただ、それにはもう少しメンバーの数が必要と思う部分もあります。どうか皆さんのお力を少しでもお貸しいただけたらと願っています。

「笹山遺跡を訪れる人がもっと楽しい時間を過ごせるように」したい。それが今年の目標です。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


阿部

(2017年01月10日)

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