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旧 笹山日記

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探し物はなんですか
探していたものがやっと見つかりました。

決して見つけにくいものではなかったのに、カバンの中にも机の下にもナカナカ見つからなかったもの。

 野帳

フィールド・ワークをする分野には必ずあると思います。考古学的な発掘でも同様です。よく売っている、緑の表紙のアレ。

これがみつからなかったんです。無くすものでもないのでどこかにあるはず、と思って探してみても見つからない・・・おかしい。

昨年の発掘の詳細をいろいろ書き留めており、今後の中で絶対に必要な情報が満載です。科学の世界なら実験ノートみたいなもので、これがなかったら発掘の信頼性に関わります。スタンプ形石器ならあります!

で、しばらくぶりに発見しました。どこにあったかというと、「標準土色帖」に挟まってたのです。

 ここか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

土色帖というのは、記録する土壌の色のサンプルがプリントされた本のことです。「帖」なんて漢字、忍法帖くらいでしか使わないかもしれませんが、発掘現場では大変な優れものです。いつも野帳とセットで使っているので、挟まっていたのはそのせいなのでしょう。

いや、見つかってよかった。本当に。「ここ探したけどなー」なんて思いつつも同じ辺りを何度も探した甲斐がありました。

これでももう今日の仕事は終わりにしたい、そう思えるくらいの達成感です。あまりの達成感に一人で小躍りして夢の中に行っていたためか、写真を撮り忘れました。

調査員

(2019年03月28日)

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大羽昭仁氏講演会終わりました
大羽さんの講演会を3月15日に開催しました。

定員を超えて約60名と盛況でした。広報はやや控えめでしたが、この数。皆さんの関心の高さが伺えます。

大羽さんによると、これから観光は体験型に比重が移るとのこと。

観光資源そのものの多様さに加えて、体験の仕方に多様さが求められることになるでしょうから、これからどんどんいろんなものが出てくるだろうと思います。

面白くなりそうです。

縄文はどうなるのか、笹山はどうするのか。これからに期待です。

大羽さんありがとうございました。


調査員

(2019年03月18日)

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第11回つまり市民里山学会
いおサポ(伊乎乃の里・縄文サポートクラブ)代表の阿部美記子さんが「つまり市民里山学会」で発表される予定だったので、聴きに行ってきました。

いおサポさんの取組みと文化財課からの委託事業の紹介がありました。いおサポさんは、縄文文化を利用して人と人との交流を促進し、地域の振興を図ることを目的としているとのことです。「これからどういう方向性で続けていくのか」というキョロロの学芸員さんの質問に「わからない。会員が充実するようにしたい。」とお答えされていました。ボランティア団体を運営していくというのはきっと簡単ではないのでしょう。

小荒戸集落の里山を紹介する冊子を作られた早川知子さんの発表では、素敵な感じの漂う冊子のナカミが紹介されました。「里山環境は存続の危機に陥っている」とのことで、「里山の記憶を掘り起こし、「里山文化」の継承を促す試みをする」ために冊子を作ったそうです。

「温故知新」とよく言います。

縄文文化も里山文化も自然生態系との密接な関係のもとに構築されていましたが、いまや過去のもの、あるいは過去になりつつあるものです。過去と現在とを取り結ぶ様々な取り組みの傍で、その当時の状況を詳細に振り返り、移り変わってきた理由を考えることが、今後向かうべき方向を決めていく上で大切なのではないか、と思いました。

調査員

(2019年03月03日)

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