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本年最後
作業員の近です。

今日は先週の25日とはうって変わって雪景色でした!
昨日、一昨日で30センチ程積もったようです。

今日は本年最後のお仕事でした。
皆様来年も笹山をよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。

作業員 近

(2015年12月28日)

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あおあおとは言わないまでも
みなさん、メリークリスマス!
昨日は素敵な夜を過ごされたでしょうか?

作業員たはじめスタッフ一同は仕事に追われ、束の間仕事を忘れ癒しの時間を・・・などと思っていましたが、なかなかそうもいかず。

例年十日町ではほぼホワイトクリスマスになるそうなんですが、今年はなんと!

・・・写真のとおりです。

ホワイトどころか一部青々としているではありませんか。

こんなのは十日町らしくないっ!

そろそろ雪が待ち遠しいです。

そして、なんとか仕事にいい区切りをつけてスカッとお正月を迎えたいものです!!!



(2015年12月25日)

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大掃除
調査員の阿部です。

今日は笹山縄文館の大掃除をしました。

今年も一年間ありがとう・・・縄文館。

感謝の気持ちを込めてせっせと掃き掃除に拭き掃除。

蛍光灯の裏までピカピカ。

笹山縄文館は、明日が今年最後の開館日です。


調査員阿部

(2015年12月24日)

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間違い探し
調査員の阿部です。

発掘調査報告書では、1600点余りある遺物図面と写真と表と文と、そして分布図が全部リンクしていますから、相互にあっているかどうかのチェックは欠かせません。

もちろんあっていると思って作っているわけですが、あってないとか、あってなくもないけどイレギュラーなリンクの仕方をしているとか、そういうのが結構出てきます。

発掘時の遺物番号・座標登録から整理作業初期の遺物番号注記作業で間違いがないようにしておくと、後々だいぶ楽になるものですが、何せ現場はノンストップで、しかも4万点以上の遺物を扱っているわけですから、見逃しもあります。

今日も一番最初の段階で掛け違えたボタンがあったことが発覚しました。発掘段階での出来事です。当時のことが目に浮かび、走馬灯のように駆け巡りました。

 あーあ・・・・

天を仰ぎ、いや蛍光灯を仰いでみたものの、今更の感は否めず。

最後は、エイ!ヤア!、・・・つまりは最終奥義を繰り出すほかありません。

最終奥義だったはずがインフレを起こして「いつもの技」にならないよう気をつけたいところです。

ん?

もし、最終奥義のカメハメ波みたいのがいつも使えるようになれるんだったら、

それはそれで最強のような・・・(たとえが間違っている)


調査員 阿部

(2015年12月22日)

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笹山遺跡ボランティア通信99号
今年最後のボランティア活動日、なんと、通算99回目を迎えました。パチパチパチ!!

今日は午前2名、午後3名の方々にお手伝いいただきました。

一分一秒も惜しいくらい、いや、惜しい中、本当に助かりました。ありがとうございました!

今日の休憩時間の差し入れは、いつも陰ながら笹山を応援してくださる さるお方からのシュトーレン♪♪♪

おいしい!

ごちそうさまでした!

写真の作業風景は、報告書に載せる図面に載っている土器を特定する番号(実測番号)のチェックです。

字が細かいのと、引き出し線&数字だらけでチェックも一苦労です。

ご苦労様でした。

そして早いですがよいお年を!!

私たちスタッフも清々しく新年を迎えられるようもう暫くフルスロットルでがんばります!

作業員た

(2015年12月21日)

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隆線上の沈線は太く描こう
調査員の阿部です。

今日、あまり予想していなかった方面から「ちょっと・・・」とご意見を頂戴しました。何かというと、線で描かれた土器の実測図の線の太さについてです。

その方曰く、

「隆帯上の沈線は、他の沈線よりも太くする方がいい」

のだそうです。
「隆帯」というのは、土器の表面に粘土紐などを貼り付けて作った立体感のある文様のことです。他方「沈線」というのは、棒などの工具を使って引いた文様のことで、周りに比べて凹んでいるので沈線と言います。

縄文人は危篤なことに、貼り付けて作った隆帯文の上にも沈線を引いてさらなる装飾を行っていたわけですが、土器表面にも沈線があるので、同じような沈線であっても立体装飾としての意味ではレベルが違い、見た目も全然違います。多分技術的にも結構繊細なんじゃないかとも思います。

その立体感を表現するため、実測図が線画であれば線の太さを変えて描くと良い、というわけです。

僕が専門とする石器の場合は、無駄を排する意味でも観察者の好みを排する意味でも、デッサン的な表現は省略されてもはや使わなくなっています。特に線描による石器実測図では使いません。そのせいでしょうか、土器の図でもあまり気にしていなかったのかもしれません。

今回ご指摘を頂くことができて、なるほど、という思いがしました。
そして今後に活かしていこうと決意したのでした。

あまりにも真面目すぎる話題で自分でもびっくりです。


阿部

(2015年12月18日)

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初雪
作業員の近です。
今日は笹山へ来る時から雪が降り始め、作業をしているとぼたん雪になったり小降りになったりでした。
どうしても休憩の度に、外が気になってしまいます。
写真はカバーがかかっている笹山の復元住居と、笹山の奥の山の方面を写したものです。
皆さんが住んでいるところのお天気はどうだったでしょうか?

作業員 近

(2015年12月17日)

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あわてんぼうの〜サ・・・
先日まで、冬の日本海側にしては珍しく晴れの天気がちらほらありました。

が、明日あたり天気予報にゆきだるまが!その後3日間程度並んでいます。

ついにきたか!

笹山ではこの晴天続きで、あわてんぼうの桜が開花中(写真)・・・

かわいそうに、明日からの雪でさぞやとまどってしまうでしょう。

混乱のあまり、来春にはもう咲いてくれないかも。

いまがんばってお花見しときます!

作業員た

(2015年12月16日)

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新潟国際情報大学の講演
調査員の阿部です。

12月13日(日)のこと。

業務外ながら新潟国際情報大学で笹山についての情報発信をしてきました。

NPO法人笹山縄文の里の野沢さんとコラボです。

新潟日報にも掲載されていたようですね

「くるくる縄文の舞」。

・・・・僕の講演部分は見事に非掲載、だったらしいですけども。

今回発見された竪穴住居跡は全国的に見ても極めて特殊なんですっていうことを結構力を込めて申し上げたのですが、その時、記者さんはもういらっしゃいませんでした。

もう取材なんて絶対受けてやらない(ウソ)

さてさて、展示(写真)と舞台(踊り)と講演(学術)とを一緒に行うという試みは、

今回はそれぞれが発表しただけにとどまりましたが、

事前打ち合わせを深めれば、もっと良いコラボになるかなと思いました。

発表後、同大学の先生方と懇談。

お話しする中で、学術と地域と文化遺産、それぞれに関わる人と物の関係性の網の目を活動の主舞台にするということ、その道筋が少し見えたような気がしました。

ここでも最大の問題は「文化遺産」。
誰が、どのように担保しているのか、していくのか。

笹山は恵まれています。


阿部

(2015年12月15日)

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笹山遺跡ボランティア通信98号
作業員の近です。今日も昨日に引き続きボランティア活動日でした。

午前中、午後ともに4名が参加でした。昨日の図面の整理の残りに加えて、土器の破片の拓本を取る作業、断面を方眼紙に書く作業などをしてもらいました。

確認の作業などなど、地道な作業にも一生懸命取り組んでいただきありがとうございました!(地道な作業の方が多いですが・・・)

写真に写っているのは拓本をとり終わった土器片です。

むむ、縄文?の土器がどうも気になりますね。

作業員 近


(2015年12月14日)

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笹山遺跡ボランティア通信97号
今日は今年最後の休日ボランティア活動日でした。

メインの作業は報告書にあげる図面の整理。午前5名、午後概ね6名の方に活動していただき、膨大な仕事もパパッとこなしていただきました。

また、ぐずついた天気にもかかわらず4名のお客様がみえたたので、遺跡巡りガイドもしていただきました。

そしてお昼は恒例になってきたそば忘年会!&雪まつり企画会議でした。

食べるのに夢中で見事に写真を撮り忘れました

・・・無念。

みなさんおつかれさまでした!ありがとうございました!

作業員た

(2015年12月13日)

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中旬
12月も中旬になりました。
仕事納めの日も近づいて来ています。ということは、整理作業室の大掃除も近づいてきました!
作業室の整理作業をしなければ!と危機感をひしひしと感じている近でした。

作業員 近

(2015年12月11日)

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夕日
今日は曇りの予報でした。

昨日の夕方の帰るとき、もう今年中には見られないかと思うくらい素晴らしい夕焼けが見られました!

師走もそろそろ半ば。
十日町の雪景色がそろそろ恋しくなってきました。

あ、そうそう、今日は阿部Mさんがカワイイ2世を連れて遊びに来てくれました!
すっかり写真を撮り忘れてしまった!

作業員た


(2015年12月10日)

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霜がキラキラ
作業員の近です。

今日は一日、外に出かけたくなるようなとてもいい天気でした。
朝、笹山へ行くと笹山の広場には霜がびっしり!
クローバーが白い霜でふちどられてキラキラ光ってとてもきれいでした〜!
でも朝はとーーっても寒かったです。ブルブル。

作業員 近



(2015年12月09日)

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遺構出土炭化物の年代
お久しぶりの調査員阿部です。

今朝の笹山は霜が降りて、粉を吹いたような景色で、

雪降りが遅れている中でのちょっと珍しい感じがしました。

それはそうと、8-10次調査で発見した住居跡の炉跡、覚えていらっしゃる方もいるかと、、思います。

そこから採取してきた炭化物(木材が燃えてできた炭)の年代測定結果が返ってきましたので、報告します。

気になっていたのでワクワクして見てみましたら、とてもイイ年代、それと、ちょっと予想外の年代も出ていました。

まず、竪穴住居跡3基(遺構番号015,016,022)は、ともに約4,900年前の前後60〜100年の間だということがわかりました。ご存知「火焔型土器」の年代は、確実なところでは約5,300〜4,800年前のなかに収まるといわれていますから、今回の年代はそのなかに入っています。

でも、この竪穴住居跡は、炉の形態と沢山出土している土器の型式(栃倉式)とから、火焔型土器よりも遅い時期のものと推定されていますから、年代測定の結果はどうもうまく整合しないようです。

とはいえ、年代はもともと誤差のあるものですから、ここでは、火焔型土器の年代幅のなかでもあたらしい方の年代と重複していたということに留意しておきたいと思います。

次に、別の竪穴住居跡(遺構番号052)の炉では、約4,700年前の前後100年くらいの年代が出ました。先の3基よりも新しい年代です。炉の形態も、3基のものと比較して「新しい」と考えられますので、整合的です。

この年代は、火焔型土器等→栃倉式土器→沖ノ原式土器というおおまかな3段階の土器変遷のなかの、3段階目にあたる沖ノ原式土器の年代と重複しているようです。沖ノ原式土器が伴っていれば理想的なのですが、残念ながら伴う土器が少なすぎてよくわかりません。

でも、この住居跡を出土状況からみると、先の3基よりも新しいと推定されますから、この点では年代と整合的といえます。

まだ全ての情報が整合しているとは言えませんが、こうしてみると概ねイイ年代が出た、という印象です。

他方、予想外の年代については、込み入ったお話になるので、ここでは差し控えさせていただきますが、来春の本格的な成果報告を楽しみに待っていただけたらと思います。

以上、簡単な報告でした☆


阿部

(2015年12月08日)

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笹山遺跡ボランティア通信96号
作業員の近です。

今日はボランティア活動日でした。
午前中2名、午後1名の方が参加でした。
今日は外もよく晴れて、気持ちいい日でした!

今日は表採した土器の破片の断面をとる作業をしてもらいました。普段あまり使わない実測の道具を手に、頑張ってくれました。

だんだんボランティア通信も100号が近づいて来ましたね!

来週のボランティアの日も皆さんがいらっしゃるのををお待ちしています〜〜!

作業員 近

(2015年12月07日)

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大好物のチュロッキー
さむい、さむいばっかり書くのもアレですが、今日は本当に寒い一日でした。

いつもより人数が少なくてスカスカしているのも手伝って、

午後くらいまで部屋が暖まらず、まるで冷凍庫の中にいるようでした。

あぁ、手足の先から凍っていく〜・・・

捕まえられたばかりのマグロの気持ちが痛いほどわかりました。

ちらっと作業員近さんを振り返ると・・・

やはり。コートを着たままです。

手足が寒くないか聞くと、

考えないようにしています、とのこと。

なんと!そんな手があったか!

それからは、仕事に勤しみましたとも。


今日ご紹介する土器片は、どれも同一個体の口縁部です。

よくお客様から土器片をクッキーに例えられることがありますが、これはまさに絞り出して成形したチュロッキーのような、

とってもおいしそうな、作業員たイチオシのチュロ、いやいや、土器片です。

破片はいくつもあるのに、どれをとっても接合しないのです。

クヤシ〜〜!

いつみてもそう思ってしまう土器のひとつでもあります。




(2015年12月04日)

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竪穴住居も冬支度
作業員の近です。

今朝笹山へ来ると、何やら駐車場が賑やかです。

どうしたかな??と思ったら、復元竪穴住居の雪対策のカバーをかけているところでした。

竪穴住居のてっぺんはなかなか高いのにすごいね〜など、作業員さん同士で話をしていました。

作業をしていた方は、寒い中大変お疲れさまでした。

作業員 近

(2015年12月03日)

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今日はなんと、十日町の朝は-1.7℃だったそうです!!!

雪国の冬は厳しいですね、体に優しくない。人間の体は急には寒さに順応できないんですよ〜

っとひとりごちつつ出勤。

道中、キャベツ畑も寒さにうち震えつつ泣いていたのでパチリ。

さて、笹山では昨日、ずっ〜と続けていた約6万点の遺物の情報のチェックが終わりました。

パチパチパチ。

破片ひとつひとつの出土した場所や施されている文様、使われていた当時の時期、同一の個体がいるか、そしてくっついているか、それから今収納されている場所などです。

はたしてのべ一体何人、何時間かかったことでしょう!皆さん、ご苦労様でした。

これで遺物くんたちもなんとか成仏?できることでしょう。

5000年の眠りから起こされたわけですから、私たちは彼らから語られる声を聴きもらさないことが義務のような気がします。

さて!

今日からまた別の作業が開始しました。スタッフ一同新たな気持ちで頑張りたいと思います!

作業員た

(2015年12月02日)

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火焔型土器の写真
作業員の近です。

今日の笹山日記のネタを探していると、作業員たさんが窓の外を見てみるようにおしえてくれました。

NPO法人「笹山縄文の里」の会員の方が一生懸命火焔型土器の写真を撮っているではありませんか!

背景は信濃川の方をバックに、雲の隙間から光が差し込む神々しいようななんとも良い雰囲気!

写真を撮っている方の後ろからパチリと撮らせていただきました。

作業員 近

(2015年12月01日)

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